Photo: Supergiant Games

これまでに多くのゲーム賞を受賞してきた『ハデス』が、今年度のゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アウォーズ(通称GDCアウォーズ)でゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞したことが明らかとなっている。

今年度のゲーム開発者向けイベント「ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス2021」はすべてオンラインで開催されており、受賞作品の発表の様子は現地時間7月21日にツイッチでストリーミング配信されていた。

今回『ハデス』は最優秀賞となるゲーム・オブ・ザ・イヤーのほか、ベスト・オーディオ賞とベスト・デザイン賞も受賞している。これにより、スーパージャイアント・ゲームズが手掛けたローグライク・アクション・ゲーム『ハデス』が受賞したゲーム賞はさらに増えることとなった。『ハデス』はこれまでにダイス賞、SXSWゲーム賞、英国アカデミー賞ゲーム部門、そして授賞式が今年初開催されたゲイミング・アウォーズなど、ゲームにおける最高峰の賞を受賞してきている。

今年度のGDCアウォーズのその他の賞については各作品が一部門ずつ受賞しているなか、『ゴースト・オブ・ツシマ』も複数の部門で受賞しており、ベスト・ヴィジュアル・アート賞と一般投票による「オーディエンス賞」を受賞している。

『ラスト・オブ・アス パート・ツー』がベスト・ナラティヴ賞、『ハーフライフ:アリックス』がベストVR/ARゲーム賞、『原神』がベスト・モバイル・ゲーム賞に輝くなど、中堅・大手ゲーム企業のAAAタイトルが多くの賞を受賞している一方で、インディ・ホラー・ゲーム『ファズモフォビア』はベスト・デビュー賞を受賞している。

また、個人に対しても特別賞が贈られている。トム・ファルプはフラッシュ・ゲームのコミュニティ・サイト「ニューグラウンズ」の設立者であり、アドビのプラグイン「フラッシュ・プレイヤー」を使用してプレイするフラッシュ・ゲームの発展に寄与したことが評価され、パイオニア賞を受賞している。

また、リアルタイム形式の戦術シミュレーション・ゲーム『フル スペクトラム ウォリアー』のデザインを担当したゲーム・デザイナーのララリン・マクウィリアムスには28年間におよぶゲーム開発の経験が評価され、生涯功労賞が贈られている。

GDCアワードの受賞リストは以下の通り。

・ベスト・デビュー賞:『ファズモフォビア』(キネティック・ゲームズ)
・ベスト・デザイン賞:『ハデス』(スーパージャイアント・ゲームズ)
・ベスト・モバイル・ゲーム賞:『原神』(ミホヨ miHOYO)
・イノベーション賞:『ドリームス・ユニバース』(メディア・モルキュール/ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント)
・ベスト・ナラティヴ賞:『ラスト・オブ・アス パート・ツー』(ノーティードッグ社/ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント)
・ベスト・テクノロジー賞:『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』(アソボ・スタジオ/Xboxゲーム・スタジオ)
・ベスト・ヴィジュアル・アート賞:『ゴースト・オブ・ツシマ』(サッカー・パンチ・プロダクションズ/ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント)
・ベストVR/ARゲーム賞:『ハーフライフ:アリックス』(ヴァルヴ社)
・オーディエンス賞:『ゴースト・オブ・ツシマ』(サッカー・パンチ・プロダクションズ/ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント)
・ゲーム・オブ・ザ・イヤー:『ハデス』(スーパージャイアント・ゲームズ)
・パイオニア賞:トム・ファルプ
・生涯功労賞:ララリン・マクウィリアムス

その他のニュースとして、ブリザード・エンターテインメントの元社長であるマイケル・モーハイムは、アクティヴィジョン・ブリザード社に対するセクハラ疑惑などを巡る訴訟に関してツイッター上で声明文を公開し、コミュニティに向けて「失望させてしまったことを非常に残念に思います」と伝えている。

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