コナミはサッカーゲーム『ウイニングイレブン』の最新作となる『eフットボール』を家庭用・モバイル向けに今秋から配信することを発表している。
7月21日で26周年を迎えた『ウイニングイレブン』は、今秋配信のシーズンから新たなブランド名『eフットボール』に生まれ変わることが発表されている。『eフットボール』は「1対1の攻防」に焦点を当てたサッカーコンテンツとして新たなゲームエンジンが搭載されており、対応するすべてのプラットフォームで「基本プレイ無料」となっている。
公式トレイラー動画は日本時間7月21日に公開されており、元スペイン代表で現在はヴィッセル神戸に所属しているアンドレス・イニエスタやFCバルセロナのジェラール・ピケが登場し、どのようにして制作が進められたのか、ゲーム開発の舞台裏が明かされている。
コナミはゲームプレーのアドバイザーとして両選手を迎えており、ボールの動きや走るスピードといった要素に新技術の「モーションマッチング」を利用して、よりリアルな「1対1」の駆け引きを再現している。
『eフットボール』はプレイステーション4、プレイステーション5、XboxシリーズX/S、Xbox One、スチームなど多数のプラットフォームや、AndroidおよびiOSのモバイル向けに配信が予定されているものの、Nintendo Switch向けの配信については言及されていない。配信開始後は「クロスプレイ」機能の追加も予定されており、今後すべてのプラットフォーム間での対戦が可能になる。
本作では複数の公式チームが登場することになっているが、コナミは登場するチーム数について今のところ明らかにしていない。公式トレイラー動画では、リオネル・メッシ、ネイマールJr、トーマス・ミュラーといった選手たちに加え、FCバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントス、バイエルン・ミュンヘンなどのサッカー・クラブが確認できる。
また、コナミが公開した今後の発表スケジュールによれば、『eフットボール』は配信後に順次新たな機能が追加されていくと見られている。配信は今年の初秋から開始され、9つの公式サッカー・クラブから選んだチームでローカルマッチとクロスジェネレーション・マッチをプレイできる。
秋のアップデートでは、オンラインリーグ、チームを強化できるチームビルド・モード、クロスプレイ機能、そしてシーズンパスのようなマッチパスシステムが追加されることになっている。
また冬頃のアップデートでモバイルを含むクロスプレイ機能の追加、モバイルのコントローラー対応のほか、eスポーツ大会の開幕が予定されている。
その他のニュースとして、アマゾン・ゲームスタジオが手掛ける『ニューワールド』はクローズド・ベータテストを開始しており、公開から1日でプレイヤー数が約20万人を記録している。さらにツイッチでも60万人以上の視聴者を獲得するなど、大きな反響を呼んでいる。
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