スチームでは『ファイナル・ファンタジーXIV』の同時接続プレイヤー数の最多記録が再び更新され、ヨーロッパ向けのサーバーがフル稼働状態となっている。
スチームのデータべースによると、スチームでの最大プレイヤー数は記事執筆時点で67,148人となっており、今月初旬の時点で塗り替えられた過去最多の同時接続数47,542人を上回っている。
同作のプレイヤー数は短期間のうちに急増しており、今後も増加する可能性が見込まれている。
『PCゲームズN』の報道によると、現地時間7月18日に『ファイナル・ファンタジーXIV』のプレイヤーたちがヨーロッパ向けのサーバーが混雑していたためプレイできなかったとレディット上で情報共有しているという。
同タイトルのサーバーはプレイヤーの人数が定員に達すると、新規プレイヤーは自分のキャラクターを作成できなくなる制限がかかるようになっているが、先週末にはヨーロッパ向けのデータセンターとサーバーが全てフル稼働(満員)状態となり、新規プレイヤーたちが自分のキャラクターを作成できなくなっていた。ヨーロッパのデータセンターでは、現時点で2つのサーバーでのみ新たなキャラクターの作成が可能となっているが、流動的な状況にある。
https://www.reddit.com/r/ffxiv/comments/omvghl/well_looks_like_eu_is_full_to_the_brim_maybe/
また、無料体験版のプレイヤーがサーバーにアクセスする際にも一部で支障が出ているという。ただし、『ファイナル・ファンタジーXIV』コンプリートパックのダウンロード版についてはスクウェア・エニックスのオンライン・ストアで現在も通常通りに販売されている。
現地時間7月12日、スクウェア・エニックスの北米向けのオンライン・ストアではこのダウンロード版の発売が一時的に停止となり、北米向けのサーバーでも混雑が発生していたと報じられていた。
先日、『ワールド・オブ・ウォークラフト』の動画配信で知られるストリーマーのAsmongoldは自身のツイッチ・チャンネルで初めて本作をプレイし、初回の配信ではピーク時に20万人以上の視聴者を記録している。Asmongoldの動画配信は『ファイナル・ファンタジーXIV』のプレイヤー数が大幅に増加した主な理由の1つであるとされている。
『ファイナル・ファンタジーXIV』の最新拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」は11月23日に配信予定となっており、プロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹は予約購入数が前回の拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」を大幅に上回っていることを明らかにしている。
その他のニュースとして、『ファイナル・ファンタジーXIV』の公式レシピ本が出版されるのではないかと報じられている。
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