Photo: Atlus

ゲーム制作会社アトラスの取締役を務める平岡直人はゲーム総合誌『週刊ファミ通』のインタヴューでジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』のイベントを海外で開催する計画があると明かしている。

7月21日に発売される『週刊ファミ通 2021年8月5日増刊号』は同誌の創刊35周年を記念した「記念特大号」となっており、同じく創業35年を迎えるアトラスの特集が掲載されている。平岡直人は特集記事の中で「世界中のペルソナファンのためにも海外でもっとイベントを開催したい」と語っている。

『ペルソナ』シリーズのイベントとしては、過去にシリーズのゲーム楽曲を演奏するオーケストラコンサートや『ペルソナ5』と「リアル脱出ゲーム」とのコラボレーション、今年に入ってからは『ペルソナ5』の展示会などが行われてきたが、いずれも日本国内での開催となっていた。

ゲーム情報サイト「シリコネラ」によると、「ペルソナシリーズ25周年に関連した発表以外のサプライズ」も予定されているという。

アトラスの公式ウェブサイトの『ペルソナ』シリーズ特設ページには、今後開催される「7つのプロジェクト」が予告されており、現在までに様々な記念グッズ、イベント、コラボレーション企画、新作ゲームの情報公開などが同プロジェクトに含まれることが明らかになっている。

非公開の「7つのプロジェクト」のうち、最初の「プロジェクト」は『ペルソナ』シリーズが25周年を迎える今年の9月に公開が予定されており、最後の「プロジェクト」の公開は2022年後半になる見込みとなっている。

アトラスは最初の「プロジェクト」の公開に先駆けて、25周年を記念した様々なグッズの予約を7月15日から開始している。

また、7月上旬にはスチームで『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』のPC版ダウンロード数が100万本を突破したことが明らかになっている。

同タイトルの販売を担当するセガは、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』の売上が「予想を大幅に上回った」としており、今後はPC版のゲームを増やし、「過去にスチームで発売された作品を、他の新しいプラットフォームにも積極的に展開していく」と述べている。

その他のニュースとして、『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』のプレイヤーたちは、兵士が透明化する不具合を利用して狙撃するチートプレイに再び悩まされている。2020年から2021年にかけて同様の不具合がたびたび指摘されており、6月中旬から公開されている同作のシーズン4で確認された不具合としては、プレイヤーが「赤い扉」を一定の方法で利用すると、他のプレイヤーからは見えない透明状態になる問題が新たに報告されている。

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