Photo: Activision

『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』の成功を受けて、開発元のレイヴン・ソフトウェア社は自社スタッフを増員していることが明らかとなっている。

ゲームニュースサイト『VGC』の報道によると、レイヴン・ソフトウェア社は過去12ヶ月間に100名以上の新規スタッフを採用していたという。

「リンクトイン」で公開されている情報から、同社は少なくとも12名のプロデューサー、30名以上のアーティストやアニメーター、約40名のプログラマーやテスター、10名のデザイナーを採用していたことが明らかとなっている。

2020年に発売された『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』のクレジットには250名の名前が記載されていたが、レイヴン・ソフトウェア社には現在352名が在籍しているとされている。

10月7日に発売予定の『ファークライ6』のゲーム・ディレクターを務めていたテッド・ティミンズが『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』の新たなクリエイティブ・ディレクターとして同社に入社しているほか、エピック・ゲームズの『フォートナイト』のシニア・プロデューサーを務めていたウィリアム・ファインやリスポーン・エンターテインメントでリード・アニメーターを務めていたマニュエル・トーレス・ピネダもレイヴン・ソフトウェア社に入社している。

同社は『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』の高い人気に対応するように、現在45のポジションで求人を募集している。

2020年3月にリリースされた『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』のプレイヤー数は1年余りで1億人を突破したことが発表されている。

先日、レイヴン・ソフトウェア社はチート対策について発表している。5月以前には50万人分のアカウントが利用停止となっていたが、最近さらに、違反行為を繰り返したとされる5万人以上のアカウントが利用停止となっている。

現地時間2月2日に『コール オブ デューティ』シリーズの公式サイトに投稿されたブログ記事では次のように発表されている。「当社は自動照準、API経由での意図しない動作、トレーナー、ステータス、テクスチャ、ランキングのハッキング、コードの書き換え、バイナリエディタ、他社のソフトウェアを用いたチートなど、ゲームデータやメモリを改ざんする行為を24時間356日体制で特定し、対処します」

「チート行為は許されません」とブログ記事は続けている。「当社はチート対策のために尽力しています。細心の注意を払い、その努力を怠りません」

また、『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』のセキュリティチームはAIによる自動照準ソフトの使用しているユーザーへの対応にも着手しているという。

その他のニュースとして、あるデータマイナーはネットフリックスのアプリ内のコードにプレイステーション関連の画像が隠されていることを明らかにしている。ネットフリックスは映画、テレビ番組、ドキュメンタリーなどに加え、ゲーム市場への進出を計画していると報じられているが、今回発見された画像から、ゲーム事業では自社タイトルの他にソニーのゲームも提供される可能性があることが示唆されているという。

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