Photo: Nintendo

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のストリーマーであるEverest Pipkinは、いちど通った場所を絶対に横切らない攻略法で「数えきれないほどの恐怖を味わいながら」もゲームをクリアしている。

海外メディア『IGN』が報じたところによると、Everest Pipkinはプレイヤーがゲーム内で移動した場所を記録する「足跡モード」という機能を使い、移動の多いことで有名なこのゲームを同じ場所を通らずにクリアすることに挑戦していた。

彼はこの挑戦を「旅する剣士の課題(The Travelling Swordsman Problem)」と題し、毎週Youtubeでプレイ動画を公開している。6回のリスタートを経て、「雨が降ってきたときの恐怖は数え切れないほど」だったというが、ついにスタートから8か月後に、1度も同じ場所を横切ることなくゲームをクリアすることに成功している。

この挑戦を始めるにあたって彼は「複雑な道を通らねばならず、行き詰まったり引き返さざるを得ないような旅」を克服することになるだろうと予想していた。実際ゲームを始めてすぐに、「足跡モード」はセーブスカミング(savescumming:失敗前のデータを再読み込みする操作)ができず、ロードしても以前の状態に戻らないため、1度失敗すれば最初からやり直しとなる挑戦となっていた。

彼らは自分たちの体験をツイッターで紹介する中で、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマップ全体を使って「スネーク・ゲーム」の要領でプレイできることに気づき、この挑戦を思いついたと説明している。

最大の難関は、綿密なルート計画を立てられないことではなく、思いもよらぬアクシデントだったという。想定外の場所で死んでしまったり、崖から滑り落ちたり、赤い月のブラッディムーンの出現のタイミングが悪かったりすると、やり直しを余儀なくされることがあったという。

タイミング悪くリスタートしないようにするために「とても長い待ち時間」が必要となることもあり、時には丸1日待ったこともあったと嘆いている。

その他のニュースとして、『ヴァンパイア:ザ・マスカレード ブラッドハント』の元開発者であるクリス・アヴェローネが問題が指摘されているプロジェクトの現状について、自身の考えを明らかにしている。

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