Photo: Nintendo

7月16日に発売予定の『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』リマスター版では、長年の課題を解決し、プレイヤーが主人公「リンク」の周りでカメラを動かす機能を搭載していることが明らかになっている。

2011年にWii向けに発売されたオリジナル版『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』では、プレイヤーは自由にカメラ視点を操作することができなかった。

オリジナル版はWiiリモコンとWii専用のヌンチャクを使ってプレイする必要があるために両手がふさがってしまい、キャラクターの動きをコントロールするジョイスティックは1つしか使えなかった。同作ではプレイヤーはZボタンを使って後方に視点を切り替えることができるようになっていたが、これは敵に視点をフォーカスする操作でもあったので、スムーズな動作とは言えないものだった。

現地時間の7月11日にニンテンドー・オブ・アメリカがツイッターで公開した動画ではこの問題が既に解決されており、今回のリマスター版ではNintendo SwitchのJoy-Con(ジョイスティック)を2本使用すると見られている。

また、リマスター版のチュートリアルが短縮されたことも発表されている。任天堂は「リリース予定の『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』のチュートリアルを一部変更したことで、よりスムーズにプレイしていただけるようになり、すぐに壮大な冒険が楽しめるようになりました」と説明している。

また、鳥型のセーブポイントに加えて、一定時間ごとにゲームを保存するオートセーブ機能も追加されている。

リマスター版『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』は7月16日にNintendo Switch向けにリリース予定となっている。オリジナル版の30FPSから60FPSへと強化されたフレームレートや、セリフの早送り、カットシーンのスキップなど、様々な点でクオリティの向上が図られている。

その他のニュースとして、最近のオークションで『ゼルダの伝説』の貴重な未開封品が約9,600万円(87万円ドル)で落札されている。

競売を実施したアメリカのヘリテージ・オークションによると、1987年に発売された『ゼルダの伝説』の型番「NES R」の未開封品は発売直後の数ヶ月間だけ製造されたタイプで、「希少性、文化的意義、コレクション・アイテムの極み」と紹介されている。

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