Photo: Nintendo

初代『ドンキーコング』が発売から40周年を迎えたことを記念して、シリーズの開発者たちがオンラインで祝福のメッセージを送っている。初代『ドンキーコング』は1981年7月9日にアーケード・ゲームとして登場し、任天堂を代表するキャラクター「マリオ」が誕生した作品としても知られている。

NINTENDO64時代にレア社に在籍していたゲーム音楽の作曲家であるグラント・カークホープは、次のようにツイートしている。「ドンキーコング、40歳の誕生日おめでとう。君の歴史にほんの少しでも関われたことを光栄に思います。そして、『ドンキーコング64』のオープニングではひどいラップを作ってしまったことを謝ります!」

グラント・カークホープはドンキーコング・ラップに加え、『バンジョーとカズーイの大冒険』、『ゴールデンアイ007』、『パーフェクトダーク』、『ドンキーコング64』など、レア社の代表的なゲーム音楽を数多く手掛けている。

『スーパードンキーコング』を手がけたキャラクター・デザイナーでアニメーターのスティーヴ・メイルズは、ドンキーコングとディディーコングがトロッコに乗っている画像を添えて「ドンキーコングが懐かしい」とツイートしている。

『スーパードンキーコング』のゲームを手掛け、数々のシリーズ・タイトルの名曲を生み出してきたデビッド・ワイズは次のように述べている。「ドンキーコング、40歳の誕生日おめでとう。才能にあふれた開発チームの一員として、こんなにも楽しくてカリスマ性のある偉大なビデオ・ゲームをスーパーファミコンやNintendo Switchで発売できたのは素晴らしい経験でした」

『ドンキーコング』は、任天堂の代表取締役フェローである宮本茂が初めて手掛けた作品して知られている。彼は『スーパーマリオ』シリーズ、『ゼルダの伝説』シリーズ、『エフゼロ』シリーズ、『スターフォックス』シリーズ、『ピクミン』シリーズなどの制作を担当してきた。

また、任天堂の関係者でありインフルエンサーとして知られるジッポー(Zippo)は、任天堂が近い将来、ドンキーコングの新作の開発を計画しているようだと述べている。新作ゲームに加え、アニメシリーズ、テーマパークなどに取り組む可能性もあると見られている。

さらに、ジッポーは次のように述べている。「複数の人から聞いたのですが、任天堂は『スーパーマリオ』に次ぐ主力作品として、『ドンキーコング』のシリーズ制作に注力したい考えのようです」

任天堂の海外サイト「NintendoLife」によると、任天堂は『ドンキーコング』の新作を制作するため、『スーパーマリオ』を手掛けたスタッフで開発チームを編成している可能性があると見られている。これはアクション・ゲームであると考えられているが、2Dであるのか3Dであるのかについては明らかにされていない。

その他のニュースとして、ベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG『フォールアウト4』の「ドッグミート」のモデルとなった犬「リバー」が先日亡くなったため、Xboxとベセスダ・ソフトワークスは「リバー」を称えるために動物保護施設に寄付をしている。

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