Photo: Respawn Entertainment

リスポーン・エンターテインメントは『エーペックスレジェンズ シーズン10』から「アリーナ」モードにランクマッチが追加されることを明らかにしている。

リスポーン・エンターテインメントの共同創業者であるヴィンス・ザンペッラは7月8日に放映された番組「EAプレイ・ライヴ 2021 スポットライト」に出演し、“FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)の未来”をテーマに対談する中で、8月上旬にリリース予定の『エーペックスレジェンズ シーズン10』では、シーズン9から採用されている3対3の対戦を楽しむ恒久モード「アリーナ」にランクマッチが追加されることを明かしている。               

また、新たなキャラクター(レジェンド)が7月22日に開催される次回の「EAプレイ・ライヴ」で発表される見通しとなっており、詳細は明らかにされてないものの、ヴィンス・ザンペッラと共に番組に出演していたゲームディレクターのチャド・グルニエは、新たなレジェンドを「彼」と表現している。

番組では『IGN』のステラ・チュンがホスト役を務めている。開発者たちとの対談の中で『エーペックスレジェンズ』の制作について語られた情報によると、「ライフライン」と「パスファインダー」は制作過程で最初に作られたキャラクターであり、「パスファインダー」は2016年発売の『タイタンフォール2』で初めて登場した後に『エーペックスレジェンズ』に引き継がれたという。

『エーペックスレジェンズ』のマップの制作には1年から1年半、マップの変更や更新には6ヶ月の作業期間を要したという。また、エレクトロニック・アーツから10月に発売予定の『バトルフィールド2042』はマップの開発に6ヶ月から1年かかるとされており、キャラクターはデザインから実装まで1年から1年半かけたことを明かしている。

「EAプレイ・ライヴ2021 スポットライト」の動画はこちらから。

『エーペックスレジェンズ』は2019年2月にリリースされ、1億人以上のプレイヤーに支持されている。同作の販売戦略はアメリカのアーティストであるビヨンセ・ノウルズ・カーターのアルバムのリリース方法にヒントを得たものとなっている。

その他の情報として、リスポーン・エンターテインメント制作のシューティング・ゲーム『タイタンフォール』シリーズが抱えている問題が解決しないことに抗議したハッカー集団の大規模ハッキングにより、『エーペックスレジェンズ』が正常にプレイできない状態になっていたことが明らかとなっている。

リスポーン・エンターテインメントは『エーペックスレジェンズ』に対する不正行為を防止するために「いくつか対策を講じたい」とツイッターでファンに伝えている。

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