Photo: Nacon

フランスのゲーム販売会社であるナコンは、映画『ロボコップ』シリーズを基にした新作ゲーム『ロボコップ:ローグ・シティ』を2023年の発売を目指して開発中であることを明らかにしている。

同社は日本時間7月7日に配信イベント「ナコン・コネクト2021」で様々な情報を公開しており、イベントの最後に『ロボコップ:ローグ・シティ』と題した新作をサプライズで発表している。

公開されたティーザー動画では、主人公である「アレックス・マーフィ」が機械化したサイボーグ警官「ロボコップ」の姿や右足に格納されているお馴染みの銃が垣間見えるようになっている。

ティーザー動画はこちらから。

ナコンの発表によると、開発元のテヨン社は映画会社のMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)と共に本作の制作に取り組んでいる。「シリーズのDNAを受け継いだ、原作に忠実な『ロボコップ』のゲーム体験ができるように開発しています。プレイヤーは主人公の『ロボコップ』となってオリジナルストーリーをプレイすることができ、ゲームの世界に没頭してもらえると思います」

MGMのグローバル・コンシューマー・プロダクト兼エクスペリエンス部門の副社長であるロバート・マリックは次のように述べている。「私たちの不朽の名作の1つが、ナコンとテヨン社によって新たなストーリーと共にゲーム作品という形で戻ってくることを非常に楽しみにしています」

「この映画は手に汗握るアクションと複雑なストーリー展開で知られています。映画『ロボコップ』シリーズのファンの皆さんには、ゲームを通じて映画の世界を直接体験していただきたいと思っています」と続けている。

ナコンは配信イベント内で、奇怪な世界を舞台にしたファンタジー・アクション・アドベンチャー・ゲーム『クラッシュ:アーティファクト・オブ・カオス』と第1次世界大戦の時代を舞台にしたホラーゲーム『アド・インフィニティウム』の新作2タイトルも発表している。また、これから発売が予定されている他のタイトルについても多くの情報が公開されている。

その他のニュースとして、アタリ社は「プレミアム」と呼ばれる付加価値の高い「買い切り型」の家庭用ゲーム機、及びPCゲームに注力するビジネス戦略に方針転換することが明らかとなっている。

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