Xbox部門責任者のフィル・スペンサーは格闘ゲーム『キラーインスティンクト』シリーズについて、将来的には復刻を検討したいと考えていることを明らかにしている。
フィル・スペンサーはゲストを招いてゲーム関連のトークをするポッドキャスト『ドロップド・フレイムズ』の第280回のゲストとして登場し、自身や開発チームが『キラーインスティンクト』シリーズをどのように捉えているのか明らかにしている。また、Xboxゲーム・スタジオの責任者であるマット・ブーティとは本作のことやシリーズをどこまで展開させることができるかについて話し合っていることも明らかにし、次のように述べている。
「Xboxのゲーム・カタログにはたくさんの良いタイトルがあり、それらを検討してみたいと思っていました」と彼は語っている。「マット・ブーティと私は、『キラーインスティンクト』とその方向性について何度も話し合っており、忘れているわけではありません。頭からは離れていたかもしれませんが、『キラーインスティンクト』で何かを続けていきたいという考えは、私たちの心の中にあります」
「それには相応しいチームと機会を見つけるということです」とフィル・スペンサーは続けている。「シリーズの展開に対する気持ちが足りないから、動きがないというわけではありません。私たちは『キラーインスティンクト』シリーズとそのコミュニティーを愛しています」
『キラーインスティンクト』は、イギリスのゲーム開発会社であるレア社が開発した格闘ゲームシリーズとなっており、1994年に日本のゲーム会社エス・エヌ・ケイが開発した対戦型格闘ゲーム『ワールドヒーローズ』や『餓狼伝説』といったタイトルの流れを汲む形で発売されている。同シリーズは2013年にXbox One向けの無料プレイゲームとしてリメイクされ、2016年にはPC版も配信されている。
その他のニュースとして、『コール オブ デューティ:モバイル』を手掛けたティミ・スタジオは先月、「優れたゲーム・コンテンツを制作し、多くのプレイヤーに新たなゲーム体験を提供するため」にマイクロソフトのXboxゲーム・スタジオとの「戦略的パートナーシップ」の締結を発表している。また、両社が取り込んでいるコンテンツについても、今年中に正式発表する予定であると述べている。
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