セガのゲーム開発部門の1つであるソニックチームが、『ソニック』シリーズの最新作に大きな期待を寄せていることが明らかになっている。
同シリーズに関する情報サイト『ソニック・スタジアム』のインタヴューで、ソニックチームの責任者兼『ソニック』シリーズのクリエイティブ・オフィサーを務める飯塚隆は、2022年に発売予定の新作を同シリーズの新たな礎にしたいと話している。彼はシリーズ初の3Dゲームとして高い評価を得た『ソニックアドベンチャー』を引き合いに出して、新作にかける期待を述べている。
「『ソニックアドベンチャー』は、発売から20年の間に『ソニック』シリーズの礎を築いた作品です」と彼は語っている。「2022年に発売される新作を、これからの同シリーズの新たな礎となるようにしたいと考えています。開発チームが挑戦している背景にはこういった期待があります」
セガは5月28日に開催した配信番組「ソニック・セントラル」で、2022年の発売を目指して『ソニック』シリーズのタイトル未定の最新作について開発を進めていることを発表している。番組内で「ソニック」が登場する謎めいた短いティーザー動画が公開されたものの、最新作についてそれ以上の情報は明らかにされていない。
飯塚隆は次のように続けている。「開発中のタイトルなので、お話しできることはまだありません。ですが、開発チームが何か新しくて挑戦的なことに時間を費やしているということはお伝えしておきたいと思います」
「試行錯誤を繰り返しながら、開発チームは新しい『ソニック』のゲームを皆さんにお届けすることを考えています。彼らの挑戦に対して、温かいご支援を頂けますと幸いです」
セガは「ソニック・セントラル」で2010年に発売された3Dアクション・ゲーム『ソニックカラーズ』の完全リマスター版となる『ソニックカラーズ アルティメット』を発売することも発表している。本作は、XboxシリーズX/S、Xbox One、プレイステーション 4、Nintendo Switch、PC(エピック・ゲームズ・ストア経由)向けに9月9日に発売が予定されている。
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