Photo: EA DICE

『バトルフィールド2042』のゲーム・デザイナーを務めるダニエル・ベルリンはオンライン・イベント「Xboxゲームズ・ショーケース・エクステンデッド」に出演し、本作のゲーム・モードについて語っている。

同イベントでは『バトルフィールド 2042』の主な3つのゲームモードのうち、「全面戦争」モードについて紹介されている。このモードは従来の「コンクエスト」モードと「ブレイクスルー」モードを組み合わせたモードになる。

「コンクエスト」は『バトルフィールド』シリーズの定番のモードであり、2つのチームがエリア制限のないマップでポイントを競い合うものとなっている。ダニエル・ベルリンは「本作のコンクエスト・モードのバトルエリアの規模は今までのものを上回ります」と述べている。

このモードではプレイヤーが戦い方や相手チームに接近するルートを自由に選択することができ、各プレイヤーの静かな意思決定と全プレイヤーが1つの場所に集結するカオスの瞬間が混在するものとなっている。

「ブレイクスルー」は各チームがマップのさまざまな地点をめぐって争うモードとなっている。このモードでは一方のチームが攻め、他方のチームが守る形でゲームが展開し、マップ内の全区画を制圧したチームの勝利となる。このモードは「コンクエスト」と比べて戦闘の焦点が絞られ、プレイヤーはマッチ開始早々に戦闘に参加することになる。

ダニエル・ベルリンはプレイヤーの対戦人数に合わせて、マップのデザインに新たなアプローチを採用したことを明らかにしている。このアプローチは「クラスタリング」と呼ばれ、それぞれのマップはプレイヤーたちが標的とする「クラスター」を含んだ巨大な戦場になっているのだという。

彼は『バトルフィールド2042』に収録されるマップ「アワーグラス」を例に挙げて解説している。このマップに登場する村は完全に破壊することができ、この場所はマッチの進行中に「クラスター」の1つになり得るという。マップの別の場所には高層ビルが立ち並んでおり、ここでは異なるタイプの戦闘が展開される。

「クラスタリング」により、マップ内の個々の「地区(セクター)」を掌握する仕組みも変化しているという。「アワーグラス」に登場するスタジアムを例に挙げると、スタジアムの中には複数の小さな「(フラッグと呼ばれる)キャプチャポイント」が設けられており、スタジアムを掌握するには全ての「キャプチャポイント」を制する必要がある。

『バトルフィールド2042』の事前予約はスチーム、エピック・ゲーム・ストア、オリジンのほか、各家庭用ゲームのストアで受け付けられている。

先日、開発元のデジタル・イリュージョンズ・クリエイティブ・エンタテインメントは『バトルフィールド2042』の128人対戦のサーバーを満たすために、AIの兵士が使用されることを明らかにしている。

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