Photo: Hasbro

ポケモンGO』の開発元であるナイアンティック社はシアトルを拠点とするベリー・ベリー・スペースシップ社が開発を手掛けるスマートフォン向けリアルワールドARゲーム『トランスフォーマー:ヘビーメタル』を発表している。

同タイトルは、ナイアンティック社のARアプリケーション用プラットフォーム「ライトシップ・プラットフォーム」が採用されており、様々な地域での試験的な配信を経て、2021年中に全世界で提供される予定となっている。

ナイアンティック社の最高経営責任者であるジョン・ハンケは『ブルームバーグ』の取材に応え、「巨大なロボットと一緒に現実の世界で戦ったり、触れあえることは私たちにとって素晴らしい体験になると思います」と語っている。

「これは、はるか彼方の銀河系の遠い惑星での戦いではありません」と彼は続けている。「巨大なロボットが地球にやってきて、ロサンゼルスの中心部で戦いを繰り広げるのです」

この特集記事では、バンブルビーがシャドウストライカーとバトルするテスト版のスクリーンショットが掲載されている。テスト・ヴァージョンの背景は静止画が表示されているが、最新版ではプレイヤーの現実世界の環境を反映して表示されるようになる。

また、オートボッツのヒーローであるバンブルビーのコンセプト・アートも公開されている。彼の外見は第一世代のクラシックなデザインとマイケル・ベイの映画で見られるより詳細なデザインがミックスされている。

プレイヤーは、ウェブサイトを通じて「ガーディアンネットワーク」に参加し、『トランスフォーマー:ヘビーメタル』に関する最新情報や、発表、発売日などの情報を得ることができるようになっている。

ナイアンティック社は現在、任天堂の『ピクミン』やボードゲーム『カタンの開拓者たち』のAR化のテストを行っており、どちらも2021年中にリリースされる予定となっている。

他のニュースとしては、任天堂はユービーアイソフトの「E3 2021」における発表の前に、誤ってウェブサイト上で『マリオ+ラビッツ』の続編『スパークス・オブ・ホープ』を公開していた。その存在と名前はレディットの投稿により明らかになっている。

任天堂は「Nintendo Direct E3 2021」を6月16日午前1時に公式ウェブサイト、ツイッチ、YouTubeチャンネルでストリーミング配信する予定となっている。

放送時間は約40分で、年内に発売を予定しているタイトルを中心に、Nintendo Switchソフトの情報が届けられると見られている。

他の企業もこれから様々な発表を行っていく予定だという。最新情報や発表については、『NME』の「E3」関連記事で確認することができる。

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