Photo: EA Sports

エレクトロニック・アーツは2020年度の業績を報告しており、『FIFA 21』などに搭載されているゲームモード「アルティメット・チーム」単体で16.2億ドル(約1773億円)の売上高を記録したと明らかにしている。

同社、企業が事業年度ごとに会社業績を総括する有価証券報告書で業績を公表している。資料によると、2020年度は『FIFA 21』、『マッデン NFL 21』、『NHL 21』の「アルティメット・チーム」モードで16.2億ドル(約1773億円)の売上高を計上しているという。

ビデオゲーム・アナリストのダニエル・アハマドは、ツイッターで同社の有価証券報告書を基に2014年度から2020年度までの「アルティメット・チーム」モードの売上高を紹介している。売上高は2014年度の5.87億ドル(約642億円)から2020年度は16.2億ドル(約1773億円)へと上昇しており、プレイヤーの課金額が過去7年間で大幅に増加していることがうかがえる。

エレクトロニック・アーツの人気スポーツ・ゲームシリーズに搭載されている「アルティメット・チーム」は、プレイヤーがお気に入りの選手を選んでチームを編成することができるゲームモードとなっている。チーム編成に必要な選手を入手するには、ゲーム内通貨を使って選手のカードを購入するか、ランダムでカードを入手できるルートボックスを購入する必要がある。

先日、『FIFA 21』でプレイヤーにルートボックスでの購入を強要していることを示唆するエレクトロニック・アーツの内部文書が公開され、物議を醸していた。流出した文書は54ページにわたるプレゼンテーション資料で、ルートボックスの購入こそがゲームを支える「土台」であり、「プレイヤーをルートボックスに誘導するためにできる限りのことをしている」と明記されていた。

この騒動を受けて、同社は「購入の決定は常にプレイヤーの意志」であるとコメントしている。また流出した文書は「課金の強制ではなく、夏に公開するゲームイベントへのプレイヤーの参加をどのようにサポートするか」を示しているため、購入の強制を明記しているわけではないと述べている。

その後、同社は『FIFA 21』においてアイテムをルートボックスではなく個別に購入できるようにアップデートしており、新しい「ホーム」と「アウェイ」のユニフォームや「スタジアム」をカスタマイズするアイテムなどを購入できるようになっている。

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