Photo: Square Enix

コーエーテクモゲームスの社内開発チームであり、ダーク戦国アクションRPG『仁王』やアクション・ゲーム『ニンジャ・ガイデン』を手掛けるチーム・ニンジャが『ファイナル・ファンタジー』のスピンオフ作品を制作中と報じられている。

先日、業界関係者とされるNavtraが海外フォーラム『リセットエラ』でこの噂をリークしており、ゲームニュース・サイト『ファンバイト』は彼らの「情報筋」によってこの噂の裏付けが取れていると述べている。

同メディアの情報筋によれば、『ファイナルファンタジー』のスピンオフ作品のタイトルは『ファイナル・ファンタジー オリジン』となっており、6月に開催される「E3 2021」でスクウェア・エニックスが発表する「注目タイトル」の1つになるという。スピンオフ作品は『仁王』シリーズのようにダークな世界観と高い難易度が特徴の「ソウルライク」アクションRPGになると見られている。

さらに、制作が「かなり初期の段階」からプレイヤーのフィードバックを集めるために、スクウェア・エニックスは『ファイナル・ファンタジー オリジン』のデモ版を「今年の夏」までに公開することを目標にしていると『ファンバイト』は報じている。本作は一定期間はプレイステーション5のみの発売となる可能性が高く、PC向けは「さらに先」になると見られている。

この噂が事実であれば、『ファイナル・ファンタジー オリジン』はチーム・ニンジャが開発する3作目の『ファイナル・ファンタジー』のスピンオフ作品になる。チーム・ニンジャはこれまで、2015年の『ディシディア ファイナルファンタジー エヌティー』と2017年のスマートフォン向けゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』の制作を指揮している。

スピンオフ作品の他に、スクウェア・エニックスはシリーズ本編の最新作となる『ファイナル・ファンタジー XVI』の開発にも取り組んでいる。同社は当初、最新作を2020年9月にプレイステーション5とPC向けに発売することを明らかにしていたが、その後PC版の発売を撤回し、一定期間はプレイステーション5のみの発売となることを発表している。

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