Photo: EA/BioWare

バイオウェアはアクションRPG『マス・エフェクト・レジェンダリー・エディション』のヴィジュアルなどを大幅に改善するアップデート「パッチ1.02」を配信している。

「パッチ1.02」の容量は11GBを超えており、本作に収録されている『マスエフェクト』シリーズ3部作に対応する全プラットフォームを対象にバグの修正とグラフィックスの改善が施されている。

一般的なアップデートとしては、XboxシリーズXのユーザーがワイヤレス・ヘッドセットを使用する場合にランチャー(プログラムを起動させるソフトウェアのこと)がクラッシュする問題の修正を行っているが、バイオウェア社はランチャーでヘッドセットを有効/無効にするとこの問題が発生してしまう可能性があると指摘しており、この問題は次回以降のアップデートで解決される見込みとなっている。

また、(ゲーム内の)光とアンビエント・オクルージョン(レンダリング方法の一つ)との相互作用が改善され、キャリブレーションや安定性に関するマイナーな修正も適用される。

ゲーム全体のアップデートとしては地形のテクスチャの改善やアチーヴメント/トロフィーに関する修正が含まれている。

『マス・エフェクト』と『マスエフェクト 2』では「キャラクター・コード」の表示に関するバグが修正され、時折発生するアーティファクト(データのエラーやゆがみのこと)を削減するために事前に編集されているイベント・シーンも改善されている。

『マスエフェクト 2』のその他のアップデートとしては、一部のイベント・シーンの照明と影の改善、一部のステージでのヴィジュアル、レンダリング、エフェクトなどのマイナーな改善、アチーヴメント(ゲームでの実績を確認できる項目)のテキストに関するマイナーな問題の修正などが挙げられる。

『マスエフェクト 3』ではアチーヴメント/トロフィーでキル数を正しくカウントしていなかった問題が修正されている。

『マス・エフェクト・レジェンダリー・エディション』は『マス・エフェクト』3部作を収録したリマスター版となっており、PC、プレイステーション4 、Xbox One向けに5月14日に発売されている。プレイステーション5やXboxシリーズX/Sでも後方互換機能によりプレイすることができる。

関連ニュースとしてリマスター版に登場する「冥王星」にはNASAの無人探査機「ニュー・ホライズンズ」が同惑星を2015年に撮影した写真が使用されていることが明らかとなっている。

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