Photo: David Ramos/Getty Images

マイクロソフトのXboxゲーム・スタジオが中国のゲーム開発会社であるティミ・スタジオ(天美工作室群)と「戦略的パートナーシップ」を締結したと報じられている。

ティミ・スタジオは5月13日に公式サイトで次のように発表している。 「『綿密に協力し合う戦略的なパートナーシップ』によって優れたゲーム・コンテンツを共同で制作し、多くのプレイヤーに新たなゲーム体験を提供します」

また、両社が取り込んでいるコンテンツについても具体的な時期や詳細はまだ明らかにされていが、今年中に正式発表する予定であると述べている。

ティミ・スタジオは中国ネット・サービス大手のテンセント(騰訊)傘下のゲーム開発会社であり『コール オブ デューティ モバイル』の開発を手掛けたことで知られている。先月初め、同社の2020年の売上高が100億ドル(約1.1兆円)に達したと発表されており、世界的にも最大の売上規模を誇るゲーム開発スタジオとなっている。

また、同社は「映画『レディ・プレイヤー 1』に登場するような仮想空間をテーマとする新しい主力タイトル」の開発者を募集しており、ロサンゼルスを拠点に複数のスタジオを建設中であることも発表している。

Xboxゲーム・スタジオはマイクロソフトのXbox向け主力タイトルの開発スタジオで、現在は待望の新作『ヘイロー・インフィニット』を制作している。

その他のニュースとして、マイクロソフトはXboxとゲーム『ヘイロー』の20周年記念イベントを11月15日まで開催すると発表している。Xboxに関連したアイテムを販売している「Xbox ギア ショップ」では、20周年を記念した公式グッズに加え、Xboxの公式サイトでも様々な記念壁紙が無料でダウンロードできるようになっている。

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