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グーグルはクラウド・ゲーミング・サービス「グーグル・ステイディア」について自社の開発スタジオの閉鎖や複数のスタッフの退社といったトラブルが続いているにもかかわらず「問題なく稼働しています」と主張している。

『ゲームズ・インダストリー・ドット・ビズ』のインタヴューで 、グーグル・ステイディアの開発者でマーケティング部門責任者を務めるネイト・エイハーンは「グーグル・ステイディア」の状況に問題はなく、提供するサービスを成長させるために新たな計画を立てていると話している。

「2021年に『グーグル・ステイディア』で100本以上の新作をリリースする予定ですが、作業は順調に進んでいます。私たちは『グーグル・ステイディア』を、皆さまが既にお持ちのデバイス機器でゲームがプレイできるような場所にしていきます」と彼は語っている。「信じていない方には、私たちが発言したことを責任をもって実行していることに注目して頂きたいと思います」

またネイト・エイハーンは「グーグル・ステイディア」の開発者向けプログラム「ステイディア・メーカー」を通じて、カプコン、エレクトロニック・アーツ、スクウェア・エニックス、ユービーアイソフトといったゲーム開発・販売会社と提携していると述べている。しかし、「私たちは、プレイヤーとパートナー企業に対して『グーグル・ステイディア』でのリリースに価値を与えることに集中しています」と述べるにとどめ、具体的な内容については明らかにしていない。

「ステイディア・メーカー」プログラムについては、「グーグル・ステイディア」向けの自社開発スタジオが閉鎖されても、インディ・ゲーム開発者たちに新作を公開するプラットフォームとして「ステイディア」を利用してもらうという基本的な目的は変わっていないとしている。

「ステイディア・メーカーで協力しているインディ・ゲームスタジオにヒット作品を制作するようにプレッシャーをかけているわけではありません」と彼は語っている。「このプログラムの焦点は、彼らが開発したゲームをリリースするプラットフォームとして『グーグル・ステイディア』を活用することを支援するものであり、プレッシャーや困難を強いるものではありません」

また、グーグルの広報担当者は人事異動についても説明している。グーグル・ステイディアのプロダクト・チームは現在、同社のベテラン社員でステイディアの共同設立者であるドヴ・ジムリンが率いており、「彼はプレイヤーとパートナー企業のために最高のプラットフォームと技術を創造するという目標に向けチームを率いています」と述べている。

さらに「グーグル・ステイディア」向けの社内開発スタジオに務めていた社員6名は、元ステイディア・ゲーム・スタジオ副社長を務めたジェイド・レイモンドが共同設立したモントリオールのスタジオ「ヘブン・スタジオ」に移籍したことにも触れている。「彼らが新しい機会を見つけることができてよかったです」とネイト・エイハーンは語っている。

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