任天堂はNintendo Switchと『あつまれ どうぶつの森』の販売状況が好調だったことを受けて、2021年3月期の連結決算は、最終利益が過去最高益を更新したことを発表している。
任天堂の2021年3月期(2020年4月から2021年3月まで)の決算報告によると、営業利益は(連結業績で)81.8%増の6406億円(59億米ドル)で過去最高を記録し、売上高は過去2番目となる17589億円(166億米ドル)を記録した。
2020年度のNintendo Switchの出荷台数は2883万台で、2019年度と比べて37.1%増加している。売上が好調だったタイトルとしては、全世界で3539万本の売上を記録した『マリオカート8 デラックス』や、発売から1年で3263万本の売上を記録した『あつまれ どうぶつの森』などが挙げられている。
そのほか、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 』についてはそれぞれ2000万本以上を売り上げ、好調なセールスを記録している。
先日、任天堂はプログラミングを学習できるソフト『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』をNintendo Switch向けに6月11日に発売すると発表している。このソフトではビジュアルプログラミング(絵や図を用いて「視覚的」にプログラミングを行う)の方法で、様々な特性を持つ不思議な生き物をつなげてゲームを作り、ゲームプログラミングの基礎を学ぶことができる。
ニンテンドー・オブ・アメリカでセールス&マーケティング担当副社長を務めるニック・チャベスは次のように述べている。「自分のオリジナルゲームを作りたい人にとって、『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』は最初の第一歩として最適なソフトになっています」
「『ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング』では、ナビゲーション付きのレッスンと覚えやすいキャラクター『ノードン』が、ゲームをプレイするのと同じくらいゲームを作るのを楽しくしてくれます!」
Nintendo Switchソフトの関連ニュースとして、『New ポケモンスナップ』は1999年3月にNINTENDO64専用ソフトとして発売されたオリジナル版の4倍のセールスを記録したことが明らかとなっている。
また、先々週発表されたイギリスのゲーム・セールス・ランキングでは、プレイステーション5向け新作タイトルである『リターナル』を上回って首位を獲得している。
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