ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの最高経営責任者であるジム・ライアンはプレイステーション専用ソフトをこれまでよりも充実させていくと述べている。
『VGC』によると、ジム・ライアンは『日本経済新聞社』のインタヴューに対して同社は「静かではあるが、着実に質の高いプレイステーション向けのゲームのために投資してきた」と述べており、プレイステーション5世代では専用ソフトがこれまでよりも充実するようにしていくと語っている。
さらに「当社は、アメリカのインソムニアック・ゲームズなどM&A(合併・買収)を繰り返してきた。今後もその選択肢は除外しない」と述べている。
また、自社開発スタジオであるSIEジャパンスタジオの閉鎖をめぐる最近の状況についても触れており、「日本のゲームコミュニティーに合ったソフトを提供していくことが重要だ。PS5では初期の段階から日本の開発会社によるソフトが多く含まれている」と述べている。
「今後も国内の開発会社との連携を強化し、日本市場に合ったコンテンツをPS5向けに出していきたい」
昨年、プレイステーション5が発売されて以来、市場は次世代ゲーム機の供給不足に直面している。ジム・ライアンは「PS5が手に入りにくかったのはいくつか理由がある。新型コロナウイルス下における供給は非常に複雑で、流通をオンラインに限る必要があった」と説明している。
さらに、半導体の需給も世界的に逼迫しているものの、「調達先に生産台数を増やせるように要望しており、それが21年には市場に流れ込んでくる」と述べている。
先月、ジム・ライアンは『GQ』のインタビューで、今春の『デイス ゴーン』を皮切りにより多くのプレイステーション専用ゲームがPCで発売されるとしていた。
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