カプコンは法廷バトル・ゲーム『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』を北米とヨーロッパ市場で初めて発売することを明らかにしている。
このニュースは『逆転裁判』シリーズのディレクターを務める巧舟のビデオメッセージで発表されており、本作品は日本時間の7月29日にNintendo Switch、プレイステーション4、スチーム向けにリリースが予定されている。
『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』は、『逆転裁判』シリーズの時代よりもはるか昔の19世紀末・明治時代の日本と倫敦(ロンドン)が舞台となっており、『大逆転裁判』『大逆転裁判2』の2作品を1本にした作品となっている。
プレイヤーは『逆転裁判』シリーズの主人公のフェニックス・ライトの先祖である成歩堂龍ノ介として、法廷で依頼人の無実を晴らすため、証拠品集めや事件関係者からの情報収集を行いながら一連の犯罪現場を捜査していく。
『大逆転裁判』ではドラマチックな法廷シーンなど、シリーズ本編と同様のゲーム・プレイを実現している。しかし、法廷パートでは「ムジュン」を指摘して陪審員を揺さぶる「陪審バトル」も行われる。
また、成歩堂は現地の大探偵のシャーロック・ホームズとコンビを組んで捜査にあたる。この時プレイヤーは「共同推理」をして、探偵の超推理の間違いを見つけ出し、新たな事実を明らかにしていくという。
今回作品に含まれる『大逆転裁判』シリーズの2つの作品は2015年と2017年に日本限定でニンテンドー3DS向けタイトルとして発売されていたものだという。本コレクションは『大逆転裁判 ―成歩堂龍ノ介の冒險―』と『大逆転裁判2―成歩堂龍ノ介の覺悟―』に加えて、8本の短編エピソードを番外編として追加し、プレイ時間50時間以上のコンテンツを収録している。
Nintendo Switch用ソフト『モンスターハンターライズ』が記録的な大ヒットとなるなど、これまでのところ2021年はカプコンにとってニュースが多い一年となっている。『バイオハザード ヴィレッジ』が5月に発売されるほか、先日のバイオハザード・ショーケースでは「オキュラス・クエスト2」向けに『バイオハザード4』のVR版が発売される予定であることも発表されている。
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