Photo: CD Projekt RED

ポーランドのゲーム開発会社であるCDプロジェクト・レッドは2020年の予想純利益と予想連結売上高を発表している。

同社は、現地時間4月16日にツイッターで報告している。公式ツイートによると、純利益は3億400万ドル(約324億円)、連結売上高は5億6300万ドル(約608億円)を見込んでいるという。

これを受けてアナリストのダニエル・アハマドはツイッターで、CDプロジェクト・レッドの連結売上高は、記録的であった2015年の約3倍以上になると述べており、過去7年間の同社の年間売上をグラフにして紹介している。

グラフの説明によると、2015年に同社は過去の最高売上を記録しており、同年発売された『ウィッチャー3 ワイルドハント』の売上高9000万ドル(約97億円)が押し上げたと見られている。2016年から2019年にかけては同社の売上高は1億500万~1億5700万ドル(約113億~170億円)の間で推移していた。

CDプロジェクト・レッドは昨年発売された『サイバーパンク2077』について、8年分の開発費用の全額が予約注文分だけで回収できたと発表していたため、2020年の予想純利益が過去最高額となっていても不思議ではない。昨年12月に発売されたPC版『サイバーパンク2077』は同社史上最大の販売本数を記録している。

しかし、本作は幾度も発売が延期されただけでなく、発売当初から深刻なバグも多かったために悪評が立ち、2020年は同社にとって困難な年でもあったという。また「プレイステーション・ストア」ではバグが多い現状を鑑みて、昨年12月に『サイバーパンク2077』の販売を無期限中止にすることを発表し、購入者への返金対応を実施する騒ぎとなっていた。

これらの騒動からCDプロジェクト・レッドの創業者たちは10億ドル(約1080億円)の損失を出し、発売から1ヶ月でプレイヤーの79%を失ったことでも話題となっていた。

同社は『サイバーパンク2077』の8年間のプロモーション期間で幾度となく発売を延期した過ちを避けるため、今後は発売予定のゲームに関する情報は、完成間近になってから情報公開するとしている。

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