Photo: CD Projekt Red

サイバーパンク2077』では「ホットフィックス1.21」が4月14日に配信されており、プレイ中に発生する複数の不具合が修正されている。

「ホットフィックス1.21」について公式サイトでは次のように紹介されている。「今回のアップデートでは全体的な安定性の向上、および最もよく見られる進行不能につながる問題の修正に注力しています」

「ホットフィックス1.21」のパッチノートからは今回「ジョブとオープンワールド」について多数のアップデートがあることが確認できる。登場キャラクターやイベント・シーンに関する複数の不具合が修正され、多くの「ジョブ」(ミッション)でのゲーム・プレイがスムーズに進行するようになる。

また、よく発生するバグとして知られていた、建物の屋上でプレイヤーが犯罪行為を犯すと、NCPD(警察)がプレイヤーの背後に出現するといった問題も修正されており、ユーザー・インターフェース、パフォーマンス、安定性といった項目についてもアップデートが行われている。

「ホットフィックス1.21」はPC、プレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、Xbox Series X/S、グーグル・ステイディア向けに配信されている。

開発元のCDプロジェクト・レッドは『サイバーパンク2077』の大型アップデートの第2弾となる「パッチ1.2」を3月29日に配信していた。「パッチ1.2」では100以上もの不具合が修正されている。「パッチ1.2」は当初2月の配信を予定していたが、開発スタジオのITインフラがランサムウェアを使ったサイバー攻撃の標的となり、配信が3月まで延期されていた。

『サイバーパンク2077』は昨年の発売後にゲームが進行しない不具合が数多く報告されており、またプレイステーション4とXbox Oneではスムーズなプレイができないため、ソニーは「プレイステーション・ストア」から同タイトルを削除している。先日、CDプロジェクト・レッドは同タイトルを「今後何年にもわたって」販売できるように継続的に改善を加えていくと発表している。

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