Photo: Riot Games

ライアットゲームズは作品間で時間軸や世界観を共有する「シネマティック・ユニバース」の手法を用いて、『リーグ・オブ・レジェンド』の実写映像化を計画していると報じられている。

『デキサート』によると、ライアットゲームズはマーヴェル・スタジオが手掛けた「シネマティック・ユニバース・シリーズ」のような作品制作を目指しているという。

現在同社はこの計画に必要なスタッフを募集しており、2つのポジションの募集要綱が公開されている。1つは実写映画部門のグローバル責任者となっており、「実写映画コンテンツ制作事業部で戦略構築に貢献する」ことになるという。

もう1つは実写ドラマ部門のグローバル責任者として、「ライオット・エンターテインメントのためにテレビドラマ・シリーズを開発する」役割を担うことになる。

どちらのポジションも、脚本家、役者、監督と共に作業を進め、制作プロジェクトを全体的に監督し、脚本や進行状況を評価していくこととなる。

「マーヴェル・シネマティック・ユニバース」は歴代最高の興行収入を樹立した映画シリーズのひとつであり、推定興行収入は225億6000万ドル(約2兆5000億円)とされている。また、シリーズの各作品の平均興行収入は9億8050万ドル(約106億7000万円)と推定されている。

『リーグ・オブ・レジェンド』はオンライン・バトル・アリーナを用いた多人数参加型の無料ゲームとなっており、5人のプレイヤーで構成された2チームが互いに相手の本拠地の破壊を目指して戦いを繰り広げていく。

無料で遊べる本作では月間アクティブユーザー数が1億1500万人に達している。また、スマートフォン向けゲームの開発やPC・スマートフォン向けのデジタル・カード・ゲーム、コミックス、そして近日公開が予定されているアニメシリーズなど、本編の人気に伴っていくつかのスピンオフ作品やタイアップ・プロジェクトが進行している。

その他のニュースとしてレイヴン・ソフトウェア社は『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』、『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』、『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』についてチート対策の進行状況と今後の方針を明かにしている。

同社は現在までに『コール オブ デューティ』シリーズ内でのチート行為に対して、累計で47万5千以上のアカウントを利用停止にしている。

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