Photo: CD Projekt Red

CDプロジェクト・レッドの代表であるアダム・バドフスキーは2018年のE3で公開された『サイバーパンク2077』 のデモが「でっち上げ」だったとする告発に異議を唱えている。

ブルームバーグが『サイバーパンク2077』 の悲惨な開発状況を報じ、ジャーナリストのジェイソン・シュライアーはE3で公開された『サイバーパンク2077』 のデモがまったくの「でっち上げ」だったと述べていた。

「当時、CDプロジェクト・レッドではまだゲームプレイの基本システムやコーディングが終わってませんでした。その為、自動車での待ち伏せなど多くの機能が削除されました」と開発者はジェイソン・シュライアーに説明している。「開発者はデモの制作で数ヶ月という時間が無駄になり、その時間を本来はゲーム開発の為に費やすべきだったと感じていると語っていた」とジェイソン・シュライアーは続けている。

この報道を受けてアダム・バドフスキーは個人のツイッター・アカウントで異議を唱えている。「2年前の時点で展示会用のデモが完成版の判断材料となるのは仕方のないことですが、だからと言って『でっち上げ』ではありません」

「いまデモを確認してみると、確かに実際の作品と異なりますが、展示会では『現在開発中』の中身を見せることこそが重要です。完成版はデモよりも見栄えが格段によく、プレイ内容も充実しています」とアダム・バドフスキーは続けている。彼はまた開発中にゲームの機能を削除することは「クリエイティヴなプロセスの一部」であるとし、「機能が実際にうまく作動するのか検証しながら、追加や削除を行っています」と述べている。

該当のツイートは以下の通り。

さらにアダム・バドフスキーは社内の開発者の「大半」が『サイバーパンク2077』 を2020年に発売するには準備が間に合わないことを知っていたとするシュライアーの主張にも反論している。「あなたは元従業員を含む20人に聞き取りを行ったとしているが、匿名でなかったのはそのうちの1人だけだ。 500人以上の当社従業員の『大半』が、あなたが主張する通りに胸の内を明かしたのだと私は思っていません」と述べている。

ジェイソン・シュライアーはアダム・バドフスキーの反論に次のように応じている。「恐らくご存知の通り、私の記事が公開される前の時点で、開発チームは具体的な質問に回答することやインタヴューに応じることを拒否していました。 しかし、もしあなたが今回の私の記事で取り上げなかった話題に関して自分の意見を述べたいのであれば、私はいつでも喜んで取材します」

先週末にかけて、CDプロジェクト・レッドは同作の修正とアップデートに取り組み、ソニーと協力して『サイバーパンク2077』をできるだけ早くプレイステーションストアで販売再開できるように尽力するとしていた。

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