Photo: Peaceful Elite/Weibo

中国警察当局はテンセント社と協力して「世界最大規模のチート・ツール販売業者」を逮捕したことが報じられている。

逮捕されたチート・ツールの販売業者は中国を拠点としており、『オーバーウォッチ』、『コール オブ デューティ:モバイル』、『ヴァロラント』など数多くのゲームのチート・ツールを設計・販売していたという。テンセント社が開発した『プレイヤー・アンノウンズ バトルグラウンズ』の中国版『和平精英』のチート・ツールも「鸡腿挂(鶏の足)」という名称で、欧米を含む世界各国の市場で提供されていた。

チート・ツールは1日あたり10ドル(約1100円)の定額制サービスで利用できるようになっていた。会員はサービスの利用期間中に限り、ゲーム内の壁を無視したり、銃の照準を他のプレイヤーに自動的に合わせられるチート・ツールなどにアクセスできたという。

チート・ツールの販売業者は同サービスの運営で1日あたり1万ドル(約111万円)以上の収益を上げていたと見られており、サービスが停止されるまでの間に合計7460万ドル(約82億円)以上の収益を上げたと報じられている。

このニュースは中国のブログサイト「微博(ウェイボー)」の『和平精英』公式アカウントの投稿により明らかとなっている。『和平精英』公式アカウントによると、中国警察当局は「ロールス・ロイス、フェラーリ、ランボルギーニなど数台の高級車」も押収したという。

ゲームの不正行為の問題は近年深刻化しており、Eスポーツの大会でチート・ツールを使用して高額の賞金を獲得しようとするプレイヤーや団体が増えている。

今年1月に開催された『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』の大会ではあるチームが追放処分となっていた。他の出場者がチームの不正行為を報告したその大会では18万ポンド(約2740万円)の賞金がかかっていた。

『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』の関連ニュースとしては、先日アップデート「シーズン2リローデッド」が配信され、ゲームに必要なファイルがより小さく最適化されている。

発売元のアクティヴィジョンはファイル・サイズの削減量について、『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』のみの場合は10.9GB〜14.2GBでダウンロード可能となっている。

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