Photo: Kojima Productions

小島秀夫は『デス・ストランディング2』が2025年中に発売されることを明らかにしている。

様々な憶測を経て、『デス・ストランディング2:オン・ザ・ビーチ』は2022年末に製作が発表されている。2025年のどこかで発売されるとこれまでは発表されてきたが、沈黙が続いたことから、一部では発売の延期を予想する声も上がっていた。

しかし、東京ゲームショウで小島秀夫は『デス・ストランディング2』が2025年中に発売されることを明らかにしている。「今日、発売日言うてませんけど、発売日は当然決まっています、計画的に。そこに向けて製作をしておりますけども、ちょっと発売のタイミングというのはいろいろありまして、2025年というのを言ってますので、来年には出ますので、来年のある時期に発表させていただきます」

「今日はちょっと、まあ事情がありまして、できませんけど。なので、今はゲームを組み上げているところなので、まだ完成はしてませんけども、僕はすごく手応えを感じていまして、『デス・ストランディング1』よりも変なゲームになっております」と小島秀夫は続けている。

東京ゲームショウのスペシャル・プレゼンテーションでは約8分間の新しい映像が披露され、その後、映像はソーシャル・メディアにアップロードされている。

昨年12月、小島秀夫と映画スタジオのA24はゲーム『デス・ストランディング』の映画化に取り組んでいることを発表している。

コジマプロダクションは公式ウェブサイトで映画は「デス・ストランディング」と呼ばれる黙示録にまつわる謎に迫り、「崩壊寸前の世界」に「悪夢のようなクリーチャー」をもたらすものになるという。

公式発表で小島秀夫を次のように述べている。「「A24――およそ10年前に誕生した瞬間から『A24でしかありえない』独自性と存在感を放っている稀有な存在。彼らが贈りとどけるものはどれも素晴らしく、ぼくは、ずっと注目し、共感していた。どこかコジマプロダクションにも通じる姿勢を感じていた。そんな彼らとDSの映画を創る」

小島秀夫は本作について他のゲームの映画化とは異なるものになると述べている。「すでに世の中には『ゲームの映像化作品』は溢れている。しかし、ぼくら(A24とKJP)が創造するのは、ゲームを映画に置き換えた、ただのトランスレーションではない。ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはずだ」

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