Photo: Square Enix
『トゥームレイダー』のララ・クロフトは英国アカデミー賞の新たな投票結果によれば、ゲーム界で最も象徴的なキャラクターに選出されている。
4月11日に開催される20回目となる英国アカデミー賞ゲーム・アウォーズに先立って、英国アカデミー賞は史上最も象徴的なゲーム・キャラクターを決定するアンケートを実施している。投票には世界各地から4000人以上が参加しており、英国アカデミー賞はその投票結果を発表している。
ララ・クロフトは2位のマリオや4位のソニックを凌いでトップに立っている。
ララ・クロフトのオリジナルの声優を務めたシェリー・ブロンドは次のように述べている。「オリジナルの『トゥームレイダー』の声を担当した時には、このゲームがこれほど世界的な現象になるとは想像もしていませんでしたし、アイドスやコア・デザインも想像していませんでした。彼らはそれまで子供向けのゲームしかやったことがなかったので、もちろん成功を望んでいましたが、期待をはるかに超えるものとなりました」
シェリー・ブロンドはララ・クロフトについて「女性版インディ・ジョーンズのようなキャラクターで、度胸があり、よく喋ります」と続けている。
「ララは純粋に私にとって非常に特別な存在です。なぜなら、ゲーマーにとって大切な存在だからです。ゲームをやった世界中の人々からの話を聞くのが大好きなんです。いじめから逃れたり、愛する人に告白する時に強さを与える手助けになったり、ララと繋がった人の話を聞きたいのです。そして何よりも美しいのは、ゲーマーの皆さんが、今は亡き親御さんと一緒にこのゲームをプレイし、私の声やゲームの音楽、効果音が、愛する人との思い出に包まれているという話を聞くことです。彼らのためにその一端を担うことができて光栄です」
2023年の英国アカデミー賞ゲーム・アウォーズではクリストファー・ジャッジが『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトス役で最優秀主演男優賞を受賞している。クリストファー・ジャッジはこのキャラクターについて次のように語っている。「クレイトスを演じることは、私のプロとしてのキャリアの中で本当に大きな喜びでした。役者である自分に与えてくれるものと同じだけのものを与えてくれるキャラクターを演じることなど、そうそうありません。父親になることで、男であることの本当の意味を再定義させられました。男であることは、筋肉でもなければ、声の大きさでもない。最終的にクレイトスが与えてくれたのは、耳を傾けることであり、愛することであり、最終的には自分の心を開いて愛されることを受け入れることなのです」
『トゥームレイダー 1〜3 リマスタード』は今年2月にリリースされている。アマゾン・ゲームスはシリーズを統合する新たな『トゥームレイダー』タイトルも開発している。
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