Photo: Insomniac Games

ソニーはプレイステーション5向けに「既存の主要フランチャイズ・タイトルは」来年度は発表されないことを発表している。

2023年度第3四半期の業績説明会で経営企画管理執行役員の松岡直美は2023年度のプレイステーション5の販売台数目標を2,500万台から2,100万台に引き下げることを発表している。

松岡直美はプレイステーション5が「サイクルの後半に差し掛かっている」ため、今後1年間のプレイステーション5の販売台数が「ゆるやかに減少していく」と予想していると述べている。プレイステーション5は2020年に発売されている。

しかし、十時裕樹は販売台数の減少について別の理由も挙げており、『ゴッド・オブ・ウォー:ラグナロク』や『マーベル・スパイダー・マン2』といった既存の大型フランチャイズ・タイトルの新作を来年度発売する予定がないことにも言及している。

「ファースト・パーティー・ソフトウェアについては引き続き質の高い作品の制作とライヴ・サービスゲームの開発に注力し、大型タイトルの開発も進行中です」と松岡直美は述べている。

今年度末までにはプレイステーション5で『ファイナルファンタジーVII』のリメイク3部作の第2弾が発売される予定で、2月29日に発売sれる『ファイナルファンタジーVII リバース』は現在PS5オンラインストアで無料体験版をプレイすることができる。

ソニーは『ヘルダイバー2』の成功でも恩恵を受けている。今月リリースされた『ヘルダイバー2』は2015年に発売されたオリジナルの続編となり、ソニーにとってPCゲームでは最多の初速セールスを記録している。あまりの人気のために開発元のアローヘッドはプレイヤー数があまりに多いために謝罪する事態となっている。

一方、ユービーアイソフトのCEOであるイヴ・ギユモは『アサシン クリード コードネーム』の発売が来年度になる一方で、『スター・ウォーズ アウトローズ』は2024年内に発売されることを明らかにしている。

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