Photo: Nacon

メタクリティックがレヴューに基づいて2023年で最も評価の低かったゲームのランキングを発表している。

メタクリティックはテレビ、映画、本、音楽のレビューを集計して、平均点を算出しているが、年末の総括として2023年で最も評価の低かったゲームのランキングを発表している。

「プロの批評家によるレヴューが7件未満のタイトルは除外した」とのことで、複数の媒体によってレヴューされた「メジャー」なタイトルが対象となっている。

ランキングで1位に選ばれたのは平均点34点だったデダリックの『ザ・ロード・オブ・ザ・リング:ゴラム』で、「一般的に好ましくない」と評されている。本作は『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』の間の時代を舞台としたステルス・ゲームで、ゴラムに関するオリジナル・ストーリーが描かれている。

ランキングでは「『ロード・オブ・ザ・リング』のゲーム化作品では最低」とのことで「退屈」で「つまらない」とした上でゲーム性を破壊するバグやひどいヴィジュアルも指摘され、プロットを正しく把握するために必要なトールキンの作品に関する幅広い知識も批判を受けている。「何はともあれ完全なパッケージと言える。完全にひどいものが揃っている」

2位にランクインしたのは『フラッシュバック』の続編となる『フラッシュバック2』で、3位にはリフュージア・ゲームスの『グレイヒル・インシデント』がランクインしており、トップ5はSFホラーの『クアンタム・エラー』、『テスタメント:ジ・オーダー・オブ・ハイ・ヒューマン』が続いている。

ランキングは以下の通り。

1. The Lord Of The Rings: Gollum (Daedalic)
2. Flashback 2 (Microids)
3. Greyhill Incident (Refugium Games)
4. Quantum Error (TeamKill Media LLC)
5. Testament: The Order Of High-Human (Fairyship Games)
6. Crime Boss: Rockay City (505 Games)
7. Hellboy: Web Of Wyrd (Good Shepherd Entertainment)
8. Gangs Of Sherwood (Nacon)
9. Loop8: Summer Of Gods (XSEED Games)
10. Gargoyles Remastered (Disney Electronic Content)

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