Photo: Kojima Productions

小島秀夫と映画スタジオのA24はゲーム『デス・ストランディング』の映画化に取り組んでいることを発表している。

コジマプロダクションは公式ウェブサイトで映画は「デス・ストランディング」と呼ばれる黙示録にまつわる謎に迫り、「崩壊寸前の世界」に「悪夢のようなクリーチャー」をもたらすものになるという。

公式発表で小島秀夫を次のように述べている。「「A24――およそ10年前に誕生した瞬間から『A24でしかありえない』独自性と存在感を放っている稀有な存在。彼らが贈りとどけるものはどれも素晴らしく、ぼくは、ずっと注目し、共感していた。どこかコジマプロダクションにも通じる姿勢を感じていた。そんな彼らとDSの映画を創る」

小島秀夫は本作について他のゲームの映画化とは異なるものになると述べている。「すでに世の中には『ゲームの映像化作品』は溢れている。しかし、ぼくら(A24とKJP)が創造するのは、ゲームを映画に置き換えた、ただのトランスレーションではない。ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはずだ」

「映画であることの意味に満ちた、映画にしかできない、誰もみたことのないDEATH STRANDINGの世界が生まれる。A24とのコラボは、映画業界だけではなく、ゲーム業界や“デジタルのエンタメ”の未来を大きく変えるだろう」と小島秀夫は締めくくっている。

A24はアカデミー賞で作品賞を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を始め、『レディ・バード』、『アンカット・ジェムズ』、『ユーフォリア/EUPHORIA』といった作品を手掛けている。

先日、小島秀夫は映画監督のジョーダン・ピールと共にホラー・ゲームの新作『OD』に取り組んでいることを発表している。同作にはソフィア・リリス、ハンター・シェイファー、ウド・キアらが出演することも明らかになっている。

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