Photo: Activision

『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII』のベータ版のプレイヤーたちは正式発売前にもかかわらずゲーム内で横行している不正行為に不満を漏らしている。

先週、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII』はプレイステーションのプレイヤー限定でオープンベータが公開されており、日本時間10月11日午前2時までプレイ可能となっている。

『IGN』はキルを稼ぐために不正行為を行っていると思われる対戦相手にプレイヤーが苦戦していることを指摘している。

不正行為についてはソーシャル・メディアでも報告されており、『コール オブ デューティ』のコミュニティではゲームの現状について懸念が表明されている。

「チートやハッキングなど、今回で彼らは2009年に引き戻そうとしたいようだ」とあるプレイヤーは述べている。「不正行為を止めるよりも不正行為者を煽ることに力を注いでいるみたいだね」

別のプレイヤーは目に見えないプレイヤーや幻覚を発生させるアクティヴィジョン・ブリザード社によるチート対策についても言及している。

アクティヴィジョン・ブリザード社は独自のアンチ・チート・システムである不正行為者に目に見えないプレイヤーや幻覚を発生される「リコシェット」に「追加」があることを明かしているが、それがどのようなものかは今のところ明らかにされていない。

さらに、「すべてのプレイヤーに楽しく、公平で、居心地の良いオンライン体験を提供する」ためにゲーム内でのヴォイス・チャットの有害性の排除にも注力するという。

これはトックスモッドという人工知能を使って、「ヘイトスピーチ、差別的な言葉、ハラスメントなど」を特定するもので、『コール オブ デューティ』の有害対策チームのチェックに回される。

ベータ版での不正行為が横行したことを受けて、プレイヤーたちはこれらの計画の優先順位が誤っており、不正行為の方がより重要な問題であると揶揄する声も挙がっている。

『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII』はPC、プレイステーション4/5、Xbox One、Xbox シリーズX|Sで11月10日に正式発売される。

ゲーム関連のニュースとしては、プロモーション画像にエリー・ウィリアムズのスクリーンショットがあったことから『ザ・ラスト・オブ・アス パート2』が プレイステーション・プラスに加わるのではないかという憶測を呼んでいる。

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