Photo: PUBG Corp.

バトルロイヤル・ゲーム『プレイヤー・アンノウンズ バトルグラウンズ』のモバイル版『PUBG モバイル』の累計売上金額が、2018年の発売以来50億ドル(約5490億円)を突破したことが明らかとなっている。

米市場調査会社のセンサータワーが現地時間3月25日に本件に関するレポートをブログで発表している。センサータワーのレポートによれば、『PUBG モバイル』は51億ドル以上(約5600億円)の売上をあげているという。

同レポートによれば、中国版である『ゲーム・フォー・ピース』を含む『PUBG モバイル』は、プレイヤーの課金による収益が1日あたり平均740万ドル(約8億1300万円)に達しており、2020年だけで合計27億ドル(約2970億円)の売上を記録していることが明らかとなっている。2020年の第1四半期から第3四半期までの売上の平均は7億400万ドル(約774億円)となっており、第4四半期の売上は5億5500万ドル(約610億円)となっている。

センサータワーは2021年の第1四半期について『PUBG モバイル』は現在までに7億900万ドル(約779億円)の売上を記録していることから、2021年の売上も順調に推移していくと見込んでいる。2021年1月のみで約2億5,900万ドル(約285億円)の売上を記録したことになる。

『PUBG モバイル』は昨年は新型コロナによるロックダウンの影響で他の多くのゲーム同様にプレイヤー数と売上が増加している。センサータワーのレポートによれば、2020年3月のプレイヤーの課金金額は3億ドル(約330億円)にのぼったという。

なお中国版『ゲーム・フォー・ピース』のiOS端末向けの売上は累計で28億ドル(約3080億円)となっていたことが報告されており、これはゲームの総売上である50億ドルの55.4%に相当する。

数日前に『PUBG モバイル』のダウンロード数は全世界で10億回を突破したと発表されている。この発表と同時に次回のアップデートではゲーム内に「砂嵐が発生する」要素が追加されることも明らかとなっている。

また、映画『ゴジラvsコング』とコラボレーションした新しいゲームモードについても発表されている。このゲームモードでは怪獣ゴジラとキングコングが登場する。映画の公開とダウンロード数10億回突破を記念したこのゲーム・モードのリリース日はまだ発表されていない。

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