ベセスダ・ソフトワークスのトッド・ハワードは『スターフィールド』について「スタジオのテクノロジーが自分たちの構想についていける」ようにするため、何百ものお蔵入りになった要素があると語っている。
『ワシントン・ポスト』紙のインタヴューで『スターフィールド』のディレクターであるトッド・ハワードは『フォールアウト3』に登場する荒廃したワシントンD.C.を『スターフィールド』の荒廃した地球に取り入れる案があったことを明かしている。
「計画はあったんだけど、その企画は立ち消えになったんだ」とトッド・ハワードは説明している。「エンジンの一部を書き直すことになるのは分かっていたので、惑星や宇宙空間に関する技術は以前のエンジンやレンダラーで作り始めたんだ」
しかし、新型コロナウイルスによる危機によって完成した大量のアセットやメカニックをオーバーホールするという、ただでさえ大変な作業が大きな打撃を受けることになったという。ベセスダ・ソフトワークスの開発陣は自宅から作業を行ったが、「かなりゆっくりと進むことになった」と彼は語っている。
トッド・ハワードはそうした困難はあったものの最終的な製品には誇りを感じていると述べている。「ずっと話をしてきたものがここでは形になっているんだ」
「数年が経つ中で、みんながなぜそれをやろうとするも止めてしまうのか、あるいは最後までやり遂げようとしないのかが分かった。でも、僕らはそのための支援と時間を得られる幸運なポジションにあったんだ」
『スターフィールド』についてはアイルランド人の登場人物があまりにステレオタイプに寄せられており、そのアクセントはどこの国でもないという議論も巻き起こっている。
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