エピック・ゲームズで7年間にわたってチーフ・クリエイティヴ・オフィサーを務めたドナルド・マスタードが退社したことが明らかになっている。
ドナルド・マスタードは2017年のサービス開始以来、シーズンをまたいで展開されてきた『フォートナイト』の広大なストーリーを手掛けてきた。彼はブラックホールやキューブ、クロム化、隕石落下などの進化を遂げてきた島自体が主人公だと評してきた。
『フォートナイト』は『トランスフォーマー』、『ストレンジャー・シングス』、『スター・ウォーズ』、『ドラゴンボールZ』といった著名なIPのキャラクターや場所を取り入れることで、ゲーム界のクロスオーヴァーにおいても代表的な存在となっている。
「それぞれの新しいチャプターで新しくオリジナルなことを達成できました。『フォートナイト』を作り、形成するのに一役買ったこうした機会を誇りに思います」とドナルド・マスタードは述べている。
「最も才能ある人々とコラボレーションできたゲーム業界での25年近くは楽しいものでした。一緒に作ってきたものを誇りに思います」
After an incredible adventure, I will be retiring from my role as Chief Creative Officer at Epic this month.
I have enjoyed nearly 25 years in the game industry collaborating with some of the most talented people ever and I am so proud of what we have made together. From the… pic.twitter.com/9KJT9Jg2jr
— Donald Mustard (@DonaldMustard) September 8, 2023
ドナルド・マスタードはXbox 360向けに『アンダートウ』や『シャドウ・コンプレックス』を、iOS向けに『インフィニティ・ブレード』を開発していたチェア・エンタテインメント・グループが買収されたことを受けて、エピック・ゲームズに入っている。
彼の次のキャリアについては明らかになっていないものの、ドナルド・マスタードは「妻や家族と時間を過ごす」ことを楽しみにしていると述べている。エピック・ゲームズのCEOであるティム・スウィーニーはその「素晴らしい時間と功績」を称え、副社長のマーク・ラインは「キャリアが花開き、友人になれたことは光栄でした」と述べている。
その他のゲーム関連のニュースとしては『ストーカー2:ハート・オブ・チェルノブイリ』の開発元であるGSCゲーム・ワールドはプラハ・オフィスで火災があったことを認めている。
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