Photo: Facepunch Studios

イギリスの開発会社であるダブル・イレヴンはオープンワールド・サバイバルゲームの『ラスト(Rust)』のPlayStation 4版とXbox One版を5月21日に発売すると発表している。

同社はこのニュースを『ラスト(Rust)』公式ブログで発表している。ゲームのオリジナル版はイギリスの開発会社であるフェイスパンチ・スタジオが開発を手掛けており、早期アクセス版がPC向けに2013年12月にリリースされていた。今回発表された家庭用ゲーム機版はPlayStation 5とXbox Series X|Sでも下位互換機能によりプレイ可能となる。

家庭用ゲーム機版の『ラスト』は2013年に発売された早期アクセス版をベースにしているものの、開発元のダブル・イレヴンは「ゲームを単体で楽しめるようにデザインされており、最適化が施されています」と述べている。

ゲームの最適なプレイ環境として、PC版では平均20GBのRAM容量を必要としたが、家庭用ゲーム機版では約4.5GBとなる見通しで以前から問題となっていたゲームの読み込み時間に関しても「1分前後」に短縮されるという。

ダブル・イレヴンは家庭用ゲーム機の初期テストでは「自動生成技術を導入した膨大なマップや周辺情報をPCのメモリに読み込む際に最大45分かかった」ことを明らかにしている。

また、最適なゲームプレイを実現するために、複数の機能を再構築する必要があったと述べており、家庭用ゲーム機版では定期的なアップデートも実施されるという。

なお、このアップデートはPC版とは異なる「独自のアップデート・ロードマップ」に沿って行われ、開発元は「膨大な量のコンテンツなどを段階的に導入し、プレイヤーに最高の体験を提供する」ことを明らかにしている。

家庭用ゲーム機版の予約サイトは既に開設されており、通常版のほかデラックス版とアルティメット版も同時に発売される。デラックス版とアルティメット版では特典内容が異なるものの、どちらにも早期アクセス版を3日間プレイできる権利と4月から開始されるベータ版のアクセス権がついてくるという。

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