Photo: Yuka Kitamura, Bandai Namco

『エルデン・リング』、『隻狼』、『ブラッドボーン』といったフロム・ソフトウェア作品の作曲家である北村友香はフロム・ソフトウェアを退社したことを発表している。

「これまで働いてきたフロム・ソフトウェアを退社して、8月からはフリーランスの作曲家として新たに働き始めることに決めました」と彼女はツイートしている。ゲーム業界で仕事をすることに変わりはないことを明言しており、これまで手掛けてきた作品を掲載したホームページも公開されている。

https://www.yuka-kitamura.com/

ファンたちは北村友香の新たな旅立ちを応援しているが、全体的な反応としてはこれまでのゲーム作品への貢献に対する感謝の思いとつらい心情が入り交じるものとなっている。

「本当に悲しいニュースだ。ゲームの歴史において最もすごいバンガーを彼女は手掛けてきた。彼女が次にやるのが何であろうと、彼女の作品をもっと聴けるのを楽しみにしている」とあるユーザーは発表を受けてツイートしている。

北村友香のフロム・ソフトウェアでの経歴は2013年にプレイステーション3とXbox 360向けに発売された『アーマード・コア ヴァーディクト・デイ』から始まっている。その後、桜庭統と共に『ダークソウルII』を手掛け、DLC3部作『ザ・ロスト・クラウンズ』のサウンドトラックも作曲している。

『ダークソウルIII』ではダウンロード・コンテンツも含め、メイン・コンポーザーとして楽曲を担当し、『ブラッドボーン』では5人の作曲家の1人として齋藤司や鈴木伸嘉とコラボレーションしている。

最近では『エルデン・リング』で手掛けたサウンドトラックが2022年の様々なゲーム賞の音楽部門にノミネートされている。2020年には映画『渋谷シャドウ』のスコアも手掛けている。

その他のゲーム関連ニュースとしては、カードゲーム『UNO』の権利を保有するマテル社は『UNOクアトロ』のプロモーションのために「チーフUNOプレイヤー」の人材を募集している。

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