Photo: Sony

マイクロソフトと米連邦取引委員会との裁判における法廷資料で、マイクロソフトが2023年中にソニーがプレイステーション5のスリム・モデルを発表すると見ていることが明らかになっている。

法廷資料によれば、マイクロソフトはプレイステーション5のポータブル版が発売予定であるとして、Nintendo SwitchXboxシリーズやプレイステーション5の競合機であると主張している。

「プレイステーションも同様に安価なデジタル・エディションを399.99ドルで発売しており、同じような低価格でプレイステーション5・スリムも今年発売しようとしています」とマイクロソフトは述べている。「ソニーは今年300ドル以下の価格でプレイステーション5のポータブル版も発売しようとしています」

昨年、『ファミ通』はソニーの西野秀明のインタヴューを掲載しており、プレイステーション5の新機種について真っ向から否定はしていなかった。「2022年度末には累計販売台数が3700万台を超え、プラットフォームとしても非常に重要な時期になってくると考えております。今回具体的なことに関してはお話することはないのですが、2023年にさらにご期待いただきたいと思っています」

プレイステーション5のスリム・モデルは8インチのHDディスプレイにゲームを転送する「プロジェクトQ」と一緒にリリースされるのではないかと見られている。プロジェクトQは「DualSense」に搭載している機能はすべて網羅しているが、Wi-Fiのみで接続する形となる。現時点で発売は2023年中の予定で、マイクロソフトも年内に発売されると見ている。

裁判資料ではマイクロソフトがセガの買収を計画したことが明らかになっている。

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