Photo: Nintendo

オリジナルのスーパーファミコン版『スーパーマリオRPG』のディレクターだった藤岡千尋は同作のリメイク版について「驚きました」とした上で「参加していません」と述べている。

あるツイッター・ユーザーからリメイク版に参加していないのかと訊かれた藤岡千尋は次のように述べている。「リメイクには参加していません。しかし、非常に驚きましたし、このニュースを嬉しく思っています」

6月21日に配信されたニンテンドーダイレクトで『スーパーマリオRPG』がNintendo Switchに登場することが明らかになっており、マロやジーノといったキャラクターが再び戻ってくることが発表されている。グラフィックを一新したリメイク版は11月17日に発売される。

2022年、藤岡千尋はキャリアの最後に再び開発に挑戦するなら、1996年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオRPG』の続編を作りたいと海外メディアに語っている。

ゲーム情報番組を配信する『ミン・マックス』は、『スーパーマリオRPG』のディレクターである藤岡千尋のインタヴューをYouTubeとポッドキャストで公開しており、任天堂がスクウェア・エニックスと共同開発した『マリオ』シリーズ初のRPG作品『スーパーマリオRPG』の開発秘話や、続編制作への意欲を明らかにしている。藤岡千尋は「『スーパーマリオRPG』の続編を作りたいですか?」と質問されると「はい……作りたいですね!」と感慨深げに答えており、次のように語っている。「ゲームの仕事をして長いんですけど、(『スーパーマリオRPG』の続編を自身のキャリアの)最後の一本としてちゃんと作りたいですね」

また、続編の制作について「(デザイナーとして携わった)『マリオ&ルイージRPG』シリーズではなく、あくまで『スーパーマリオRPG』の続編でしょうか?」と聞かれると「やはり、マリオが1人で冒険する『スーパーマリオRPG』シリーズ(が作りたい)ですね」と答えている。

6月21日のニンテンドーダイレクトでは『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が2次元の『スーパーマリオ』シリーズの次回作として10月に発売されることが決定しているほか、『帰ってきた 名探偵ピカチュウ』が10月6日に発売されることも発表されている。

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