ファイナルファンタジーXVI、プロデューサーの吉田直樹がPC版について「楽しみにしていてほしい」と語る

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『ファイナルファンタジーXVI』のプロデューサーである吉田直樹は発売時期は明かさなかったものの、同作がPCに移植されるのを「楽しみにしていてほしい」と語っている。

『ファイナルファンタジーXVI』は6月22日に発売されており、発売から半年間はプレイステーション5独占となることが決定している。それ以降にPC版が発売される見込みとなっている。

発売直前に行われた生配信で吉田直樹はプレイステーション5版の発売に集中していたため「PC版に取り組む時間がなかった」と語っている。

具体的には吉田直樹は『ファイナルファンタジー16』のシームレスなローディング画面をPC向けに最適化するための作業を続けていると説明している。

「適切な時期が来たら、PC版についてより情報をお伝えできればと思います。楽しみにしていてください」

2020年に発売が発表された『ファイナルファンタジーXVI』はプレイステーション5の独占タイトルであることについて、これまで混乱の対象となってきた。本作の発表時に公開されたトレイラーでは「PC版もリリース予定」と記されていたが、スクウェア・エニックスは後になってそれを撤回し、PC版のリリースを否定している。

今年3月、吉田直樹はプレイステーション・ブログで「いずれ」PC版をリリースしたいが、半年間の期間が終わったら、すぐにリリースされるわけではないと述べている。

「まず、PS5というプラットフォームで『FINAL FANTASY XVI』が半年間の時限独占になっているのは事実です。ただ、それとPC版が半年後に出るのは全く違う話です。明言しておきますが、半年後にPC版は出ません」

吉田直樹は次のように続けている。「なぜなら、われわれは最高のゲーム体験をお届けするために、PS5というプラットフォームに時間とコストをかけて最適化してきました。もちろん1本でも多く、皆さんに遊んでいただくために、PC版はいずれ出したいです。ただ、PS5版が出てからPC版の最適化を始めたとして、半年では最適化しきれないので、半年という短いスパンでは出ません」