イルミネーションのCEO、『ゼルダの伝説』の映画化について噂でしかないと現時点では否定

Photo: Nintendo

アニメーション制作会社、イルミネーションのCEOであるクリス・メレダンドリは『ゼルダの伝説』の映画化は進行していないと語っている。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の興行的成功を受けて、『ゼルダの伝説』が映画化されるのではないかいう噂が持ち上がっており、一部ではユニバーサルが任天堂と契約して、イルミネーションと映画を開発することに合意するところまで来ているとまで言われていた。

しかし、クリス・メレダンドリはこの噂を否定して、そのような契約は結ばれていないと述べている。

「その話がどこから出てきたのか分かりません」とクリス・メレダンドリは『ザ・ラップ』に語っている。「そういう憶測が出てくることについては理解できます。だって、明らかに一緒に仕事をして、素晴らしい経験になりましたから」

「私の任天堂との関係は私が社外取締役を務めていることもあり、そういう憶測が出てくることについては理解できるところです」

「ただ、具体的なこととしては噂として聞こえてきたものしかありません。任天堂とイルミネーションの間で次に何をするのかということに関する噂です」

クリス・メレダンドリは『ゼルダの伝説』の映画化について完全に否定することはなく、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の成功を考えると、検討されている余地があってもおかしくはない。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の興行収入は全世界で10億ドル（1400億円）を突破しており、ゲームの映画化としては史上最高の記録となっている。記事執筆時点で『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は2023年最高の興行成績を記録している。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は批評家からの評価は賛否が分かれたものの、興行成績では大きな成功を収めている。

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