Photo: Bandai Namco

バンダイナムコは『エルデンリング』が2022年2月の発売以来、2050万本のセールスを記録したことを発表している。

この記録的な数字はバンダイナムコによる2022年度末の最新投資家向けレポートで発表されており、フロムソフトウェアが開発した『エルデンリング』は全世界で2050万本のセールスを突破したことが明らかになっている。

「デジタル事業は、家庭用ゲームにおいて、特に前年大きく貢献した『エルデンリング』のリピート販売の反動を見込んでいます」と代表取締役社長の川口勝は語っている。

「新作については、『アーマード・コア』の新作や『NARUTO』の新作など、家庭用ゲーム、PCゲームとも大型タイトルの投入が増える見込みです」

「さらに時期は未定ですが、格闘ゲーム『鉄拳』の新作、カナダのスタジオ開発の『アンノウン9』を開発中です」

バンダイナムコは2023年3月31日に終了する前会計年度の売上高が73億ドル(約9900億円)に達したことも発表している。

昨年、ディレクターの宮崎英高は「ゲーム・アウォーズ2022」で『エルデンリング』が「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを受けて「エルデンリングについても、まだやりたいことがある」と語っていた。

「すごく大変で問題の多いプロジェクトだったので、ディレクターとしてはすごくほっとしています。この『ゲーム・オブ・ザ・イヤー』という最高の栄誉をいただいた場で言うことではないのかもしれませんが、これからも、今よりも、このゲームよりも面白いゲームを作っていこうと決意しています」

「『エルデンリング』については、まだやりたいことがありますので、その点でも、今回の受賞は大きな励みになりました」と続けて、宮崎英高は今後のさらなるアップデートについても示唆していた。

Copyright © 2024 BandLab UK Limited. NME is a registered trademark of BandLab UK Limited being used under licence.

関連タグ