スクウェア・エニックスはゲーム『ファイナルファンタジーXVI』のテーマ曲をJ-POPアーティストの米津玄師が手掛けることを発表している。
“月を見ていた – Moongazing”と題された楽曲はソニーによる「ステート・オブ・プレイ」で初公開されており、ゲーム『ファイナルファンタジーXVI』の新映像も公開されている。
“月を見ていた – Moongazing”はハチ名義で音楽をリリースしてきた日本人ミュージシャンの米津玄師が手掛けている。米津玄師は“Lemon”や“LOSER”といった楽曲で知られ、昨年はアニメ『チェンソーマン』オープニング・テーマ“KICK BACK”を担当している。
「ファイナルファンタジーからは言い表せないほど大きな影響を受けました」と米津玄師は『ファイナルファンタジーXVI』のテーマ曲についてコメントしている。「まさかこんな機会があるとは思っても見ず。この作品の為だけに曲を作りました」
『ファイナルファンタジーXVI』のプロデューサーである吉田直樹は米津玄師がテーマ曲を手掛けることになったことについて「とても嬉しく感じました」と述べている。
「僕自身も米津さんのファンでもあり、多くの世代に共感を生む米津さんのその感性ならば、『ファイナルファンタジーXVI』の目指す世界や物語、そしてテーマを表現してくれるだろうと確信を持ったからです」吉田直樹は米津玄師について「熱心なゲーマーであり、そして何よりも、FFファンでもある」と評している。
『ファイナルファンタジーXVI』はプレイステーション5向けに6月22日にリリースされる。先日、吉田直樹は同作がプレイステーション5で半年間の時限独占になっていることに触れつつ、発売から半年後にPC版がリリースされることはないと明言している。
「なぜなら、われわれは最高のゲーム体験をお届けするために、PS5というプラットフォームに時間とコストをかけて最適化してきました。もちろん1本でも多く、皆さんに遊んでいただくために、PC版はいずれ出したいです。ただ、PS5版が出てからPC版の最適化を始めたとして、半年では最適化しきれないので、半年という短いスパンでは出ません」
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