Photo: Nintendo
任天堂のエミュレーターであるドルフィンは今年スチームでもリリースされることが決定している。
ドルフィンはゲームキューブとWiiのソフトをPCでプレイできるようにするエミュレーターで、ゲーム機を所有することなく、ソフトをプレイできる。しかし、ドルフィンのウェブサイトによれば、ファンが合法的にゲームをプレイするためにはゲームのコピーを所有する必要があるという。
新たに立ち上げられたドルフィンのスチーム・ページでもそのことが指摘されており、「ゲームをプレイするためにはゲームのコピーを所有しなければなりません」と記されている。
「ドルフィンのエミュレーターはゲームキューブのコンソールを追体験したい人にとって一方通行のチケットです」とスチーム・ページには記載されている。「マイクロトランザクションが登場する前のゲーム時代に戻り、15年以上の時を超えて、これらのコンソール向けにリリースされた何千ものタイトルの多様なライブラリを体験してください」
このエミュレーターは任天堂の過去のゲーム機をプレイできるように設計されているが、4K解像度、ネットワークによるマルチプレイ、コントローラのサポートなど、現代のテクノロジーに対応した機能も搭載されている。
「ドルフィンは解像度の向上、ワイドスクリーンハック、HDテクスチャパック、フレームレートを向上させるパッチなどの機能拡張により、オリジナルのハードウェアの能力を上回ることができます」と開発チームは述べている。
「ゲームのプレイ中も即時セーヴ、スローモーション、早送りといった機能で煩わしいセクションを楽にプレイすることができます」と開発チームは続けている。「ドルフィン内蔵のネットプレイを使えば、お気に入りのほんt内マルチプレイヤーゲームをオンラインにすることもできます」
ドルフィンは無料でダウンロードすることができ、スチームでは2023年第2四半期にリリース予定となっている。これまでのドルフィンと同様にスチームでもオープンソースで無料ダウンロードで提供される。
ゲーム関連の他のニュースでは『マルチヴァーサス』のサービスが2024年までで停止されることが発表されており、プレミアム版を購入した人々や課金を行った人々から反発の声が寄せられている。
Copyright © 2024 BandLab UK Limited. NME is a registered trademark of BandLab UK Limited being used under licence.
