Photo: Square Enix

スクウェア・エニックスは1月にリリースされた『フォースポークン』が収支としては不振であることを発表している。

スクウェア・エニックスは2023年3⽉期第3四半期決算説明会でゲームの評価が「厳しい結果」となったが、「パルクールやコンバット等のアクション面では高い評価も得ており、今後のゲーム開発につながる相応の成果も得られ」たと述べている。しかし、社長の松田洋祐は「本作の販売状況は厳し」いと説明している。

松田洋祐は次のように続けている。「2月~3月に発売を予定する新作タイトルの進捗次第ではあるものの、今期業績には相応のダウンサイドリスクになりうると考えています」

松田洋祐はそれを踏まえた上で投資家に対して次のように語っている。「2023年3月期は中期業績目標を達成すべく、地固めの年度と位置付けている一方で、前期比での増収増益を目指すと申し上げましたが、現状に鑑みて、容易ではないと認めざるを得ません」

先月、『フォースポークン』の開発を手がけたルミナス・プロダクションズはスクウェア・エニックスと合併することを決めたスタッフと共に閉鎖することが発表されている。ルミナス・プロダクションズは現在、「ゲーム全体のパフォーマンスに対処する」ためのパッチと一緒にタイトルの拡張に取り掛かっている。

スクウェア・エニックスは声明で合併は2023年5月1日から有効になることを明かしている。

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