Photo: Square Enix

ファイナルファンタジーXVI』と『ファイナルファンタジーXIV』の両方のプロデューサーを務める吉田直樹は両ゲームのコラボレーションを「やりたい」と語っている。

『香港01』のインタヴューで吉田直樹は『ファイナルファンタジーXVI』のキャラクターや要素がマルチプレイヤー・ゲームの『ファイナルファンタジーXIV』に登場する可能性について訊かれている。

「『ファイナルファンタジーXVI』のプロデューサーという立場上、もちろん『ファイナルファンタジーXIV』と協力したいと思っています」と吉田直樹は語っている。「結局のところ、『ファイナルファンタジーXIV』には大規模なプレイヤー・ベースがあるので、『ファイナルファンタジーXIV』のプレイヤーが『ファイナルファンタジーXVI』に来てくれるのが理想ですよね」

「しかし、これは自分だけで決められることではありません」と吉田直樹は続け、次のように冗談を飛ばしている。「『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサーと話をしなければなりませんね」

「彼の意見を聞いて、彼がいいと言うなら、協力できないこともないかもしれません」と吉田直樹は語っている。

『ファイナルファンタジーXVI』は6月22日の世界同時発売が予定されており、吉田直樹は「今はマスターアップ直前になっています。天変地異が起こらないかぎり、遅延する要素はありません」と語っている。

しかし、吉田直樹は同作がプレイステーション5で半年間の時限独占になっていることに触れつつ、発売から半年後にPC版がリリースされることはないと明言している。

「まず、PS5というプラットフォームで『FINAL FANTASY XVI』が半年間の時限独占になっているのは事実です。ただ、それとPC版が半年後に出るのは全く違う話です。明言しておきますが、半年後にPC版は出ません」

「なぜなら、われわれは最高のゲーム体験をお届けするために、PS5というプラットフォームに時間とコストをかけて最適化してきました。もちろん1本でも多く、皆さんに遊んでいただくために、PC版はいずれ出したいです。ただ、PS5版が出てからPC版の最適化を始めたとして、半年では最適化しきれないので、半年という短いスパンでは出ません」

一方、オーストリアの裁判所はゲーム『FIFA』のアルティメット・チーム・パックを「違法なギャンブルの一種」と判断して、プレイステーションの製造元であるソニーに338ユーロ(約49,000円)を払い戻すように命じている。

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