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小島秀夫は『デス・ストランディング2』についてエル・ファニングがプロジェクトを断ったら根本的に書き直さなければならなかったと語っている。

スポティファイのポッドキャスト『ブレイン・ストラクチャー』で小島秀夫は女優のエル・ファニングと対談しており、「エル・ファニングのタレントと魅力を生かした今までにないキャラクターを」作りたかったと語っている。

また、エル・ファニングのカメラ外の動きを元に脚本の特定の部分が変更されたことも明かされている。小島秀夫は彼女に断られたら、ゲームの大きな部分を廃案にしなければならないと心配していたという。「シナリオを捨てないといけないというか。まあ、大きな役なんですよ」

注目作『デス・ストランディング』の続編におけるエル・ファニングのキャラクターと役割について小島秀夫は次のように語っている。「言えないですけど、すごく重要なキャラクターです。エルさんをイメージしながらキャラクターを作ったのもあって、オファーして断られたらどうしようかなというのはありました」

重要なキャラクターにもかかわらず、2022年12月に公開された『デス・ストランディング2』のトレイラーにはエル・ファニングはまったく登場していない。トレイラー映像にはサム・ポーター・ブリッジズ役のノーマン・リーダスと共に、フラジャイル役のレア・セドゥが出演している。しかし、エル・ファニングはどのシーンにも登場していない。

ポッドキャストの中でエル・ファニングは『デス・ストランディング2』での小島秀夫らとの仕事を振り返り、モーション・キャプチャーのある場面について語っている。

「撮影を終えた後に私ともっと時間を過ごせて、もっと知ったおかげで、脚本を書き直すとおっしゃってましたね。それはすごく面白かったです」

小島秀夫は次のように続けている。「大幅に変えましたよ。なかったシーンも入れましたし。当然、パフォーマンス・キャプチャーをしながら変えていきますんで、俳優として出てもらうプラス、エルさんにもクリエイションに参加してもらうと、そういうスタンスでお願いしました」

ポッドキャストでエル・ファニングは『デス・ストランディング2』が新しいモーション・ピクチャーを採用しているので、まだ完成には遠いものの、既に「素晴らしい見た目」になっているとも語っている。

現時点で『デス・ストランディング2』の発売日は発表されていない。

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