Photo: Square Enix

ファイナルファンタジーVII』リメイク・プロジェクトのプロデューサーを務めている北瀬佳範は今後発売される作品でも変化があることを示唆している。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』の第一作は2020年に発売されており、第二作となる『ファイナルファンタジーVII リバース』は2023年冬に発売予定となっている。『ファイナルファンタジーVII』リメイク・プロジェクトは三部作で、三作目で完結する。

『VG247』の新たなインタヴューでプロデューサーの北瀬佳範は今後の『ファイナルファンタジー』シリーズに適用される変化について語っている。「『ファイナルファンタジーVII』リメイク・プロジェクトはオリジナルのゲームのファンにも、知らない人にも楽しんでもらおうという目的でアプローチしてきました」

北瀬佳範は一般的にリメイク版について「圧倒的な懐かしさでプレイしても、しばらくは楽しいのですが、ノスタルジーによる楽しさは最初のセクションしか続きません。途中でそれに気づいて、プレイを続けませんでした」と語っている。

「そうしたこともあって『ファイナルファンタジーVII』のリメイクはノスタルジーに訴えかけるものにしないようにしようと決めました。新しいストーリーを盛り込んで、懐かしさと新鮮さの両方を同時に感じられるものにしたかったのです」

北瀬佳範は第一作でそうした変化があったことで、「第二作と第三作でもどの部分が100%オリジナルに忠実で、どの部分に新しい要素が加わるか、想像する楽しさを与えることができます」と続けている。

「オリジナルの『ファイナルファンタジーVII』は20年以上にわたってファンに愛されてきましたが、このままアーカイヴとして終わりになるのではなく、今後の100年も愛され続けるタイトルにしたいと思いました。それが『ファイナルファンタジーVII リメイク』なのです」

『ファイナルファンタジーVII』については26年前の1月31日に発売されたことを受けて、1月31日が「ファイナルファンタジーVIIの日」に認定されている。

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