北欧神話をベースにしたサバイバル・ゲーム『ヴァルヘイム』の大型アップデート「ミストランド」の新たな敵が、建設に100時間を要したプレイヤーの拠点を破壊していることが明らかとなっている。
「ミストランド」は当初2021年後半に配信が予定されていたが、日本時間2022年12月7日より配信がスタートしている。
「ミストランド」の新たなゲーム内イベントでは、シーカーと呼ばれる無数の昆虫が拠点に解き放たれて、シーカーとシーカーの兵士たちが掘を飛び越えて、壁を瞬時に破壊するとプレイヤーが報告している。この拠点襲撃イベントは平地エリアのボス「ヤグルス」が倒された後に発生する可能性があるという。
建物だけでなく、プレイヤーのペットもシーカーの標的になっており、『ユーロゲーマー』によれば、あるスチーム・ユーザーはレイドで3匹のウミヘビが襲撃されたと報告している。また、別のプレイヤーは3階建ての拠点がシーカーに破壊されたとレディットに投稿している。「この拠点は壁や堀、アップグレードされた門で守られていましたが、それでもシーカーには太刀打ちできませんでした」
「レイドを生き延びた後、私たちプレイヤーは皆激怒してプレイをやめましたが、すぐに被害の状況を確認すると、快適度を上げる季節アイテム・バフを失っていたので、建物の再建が重要なのではないと気づきました。ですが、同じような別のレイドでは生き残れませんでした」
その他、「ミストランド」では、エレメンタルとブラッド・マジックという新たな魔法システムやモンスターとの戦いを支援する友好的なNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が登場して、戦場には巨大な武器の破片があり、北欧神話の「霜の巨人」を思わせる。
今年6月、アイロン・ゲート・スタジオは『ヴァルヘイム』Xbox版のリリース発表に際して、Xbox版とPC版がクロスプレイに完全対応することを明らかにしている。これにより、プレイヤーたちは両プラットフォームの垣根を超えて一緒にプレイできるようになる。『ヴァルヘイム』は現在WindowsとLinuxでのみプレイできるが、2023年春にXboxでリリース予定となっている。
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